「ふーん」という感じ。高校生の頃ツェッペリンは少し聴いたけど、何とも思わなかった。ディープパープルは好きだったけど。
そうなのかー、人気あるんだなー。しかし、どうもハードロックとかヘビーメタル寄りで、僕は基本的にここら辺を偏愛する人の音楽センスを信用していないので「ふーん」としか思わないのだった。だいたい、ロバートフリップ先生が入っていないというのはおかしいような気がするのだ。
僕が選ぶとしたらこんな感じ
・ボーカル:岡村靖幸
・ギター:山口隆(サンボマスター)
・ベース:細野晴臣
・ドラム:森高千里
山口隆は、演奏も好きだけど、あのディストーションのかけ方、音の歪みが絶妙だと思う。彼はジャズが好きらしい。そういう下地がなければ出せない、温かく切ない歪みだと思う。というか、今のギタリストって「ギターの音は歪んでいて当然」と思ってる節があるんだけど、山口隆は「必然性があって歪めている」感じ。
ドラムは、最初「ドンカマ(リズム・マシーン)」にしようかと思ったんですが、やっぱり森高千里。モリタカのドラミングって「ジャストなリズムとリンゴ・スターの中間」なんですよ。要は「ヘタウマ」なんだけど、そのバランスが良い。独特のグルーヴがあって、しかも自己主張が強すぎない。