2006年03月02日

ブログ・Web関連の沈滞ムード

■いわゆる「研究」という分野で秀でた才能を持っている人について
・難しいことを色々知っていて、それを元にブログを書いている人
・不要な修辞や、まわりくどい言い回しが多く、わかりにくい場合が多い
・学生や院生?が多いせいか、世間が狭い
・自身の頭が良いせいか、排他的である場合が多い

■はてなの閉塞感
・はてなは「つながり」を重視したサービスだと思う
・そして、つながりは徐々に強くなりつつある=戦略は成功していると思う
・つながりの強化はしかし、硬直化を生む
・はてな内でしか循環しないが、はてな内では大きな話題になる事が多い
・はてなは「加工」の場であって、「創造」の場ではないイメージ

■ブログブーム2周年・初心者
・しかしまだ増える初心者
・時を経るごとに、初心者への指摘は批判になり、批判は罵倒、嘲笑になる
・初心者と、中級者以上との断絶
・初心者の二極化(無害な初心者と、果敢に挑む初心者)
・徐々に(自然に)上達してゆくのは難しくなっているのかも知れない

■Yahoo!ブログの害悪
・Yahoo!は、ブログとは別にSNSを開始
・Yahoo!ブログは、「フォーマットとしてのブログ」の認知を邪魔している。(特殊すぎる)
・ブログをSNS化した方が、Yahoo!ブログユーザーにとっても、他のブログユーザーにとっても、良い結果をもたらしたのではないか。
・はてなも、特殊すぎるという点では同様だが、ユーザーのリテラシーが高いため、トラブルは回避できている(今のところはとりあえず)

■容認される罵倒
・はてなブックマークのコメントは、ある程度無責任だからこそ有用である
・私は「世論の傾向」を把握するためにブックマークコメントを眺めることがある
・直接の罵倒は「1階から歩行者に石を投げる行為」、ブックマークコメントでの罵倒は「5階から歩行者に石を投げる行為」、それくらいの違い
・しかし、それだけでもしきいの高さはかなり違う
・はてなブックマークにおける「容認される罵倒」の存在
・容認される罵倒だけになると、コメントの有用性が低くなるだけでなく、ブックマーカーという集団が危険になる

2006年02月08日

「人気ブログ」は何故つまらないのか

・人気ブログ、アクセスの多いブログは何故つまらないのか、いや「人気があるから面白いだろう」という判断が往々にして外れるのは何故か。
・人気があるもの=理解しやすいもの、共感しやすいもの

・現状肯定が基本にある。
・現状を否定するとしても「世論として否定されていることを改めて否定する」という、みのもんたの方法論を用いる。つまり「期待に応えて否定する」ということ。
・ブログの人気というのは、その意見が世論と合致しているかで、ある程度決まる。

・世論とは、つまり読み手の期待のようなもの。
・期待から外れた現状否定や、予測できない意見提示は共感を得にくい。
・しかし、「新しいこと」というのは多く、期待から外れたものであり、予測できない出現の仕方をする。だから「新しい」のだ。

・新しいものは、それ故に共感を得にくい。

(まだ考えている途中です。随時追加します)

2006年01月26日

TB企画に送る記事タイトル

http://tb.tra-con.jp/ls2/fde0922c3f676bc8.html

 これは、ヒトラーに関する映画のプロモーションのため配給会社が企画した「トラックバック企画」へのTB一覧。
 この手のTB企画に送るTBっていうのは、まず宣伝目的であって、アクセス誘導のための物だと思う。
 それにしては、みなさん記事タイトルの付け方がひどい。
 類似した物が並んでいる場合には、異質な物がクリックされる。
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