2009年07月07日

Roy Ayers Ubiquity

 ロイ・エアーズ イブスキー。

 と思わず読んでしまう。

 ロイ・エアーズ 指宿。

 ユビキティーか。ユビキタスのユビキか。
 ヴァイブの音が好きなんだけど、ジャズで有名な鉄琴奏者の演奏は、全体的におとなしすぎる。ミルト・ジャクソンもいくつか聴いてみて、ムーディーすぎてあまり好みじゃない。
 そういう意味ではやっぱりロイ・エアーズ。特に好きなのが、ニューヨリカン・ソウルの「ランナウェイ」におけるヴァイブのソロ。

ニューヨリカン・ソウル

 マスターズ・アット・ワークって数年経つとなんか微妙にダサい感じがするんだけど、いくつかの曲は長く聴ける。
 もう夏なんで、サルソウルの季節ですな。夏の夜、サルソウルを聴きながらドライブ。

 ヴァイブと言えば、むかーし、高橋幸宏をフィーチャーしたNHKの特番があって、その中のイメージシーンでユキヒロさんが突然「バイブレーターって、知ってる?」と言った時にはドン引きした。
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2009年03月06日

ポリシックスって

 ポリシックスって、P-MODELとヒカシューをそのままやってる感じがする。僕の感覚では、プラスチックスとDEVOの方が好きだし、P-MODELとヒカシューはあのまんま今再現しても格好悪いと思う(狂信的なファンは多いが)
 なのでポリシックスもごく一部の曲を除いて好きになれない。どうしても「既存のギターロックの亜流」にしか聞こえない。
 「I My Me Mine」はかなり好きな曲だけど。PVも含めて。
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2009年02月18日

逮捕でつながるファミリーツリー

はっぴいえんど元メンバー、鈴木茂容疑者を大麻所持で逮捕(産経新聞) - Yahoo!ニュース

 あらあら。しかし当時のミュージシャンといえばマリファナくらい吸ってても不思議はないイメージがある。
 そういえばこの人のリリースで名盤とされる物があって、それ買ってなかったので「この機会に」と思って買った。

BAND WAGON 2008-Special Edition-
BAND WAGON 2008-Special Edition-

 細野さんなんかも、当時の風貌からは「やってておかしくない」感が漂っている。そう考えると教授なんかは「やってない感」がある。
 そういえば細野さんのアルバム何枚か再発されてたから買って聴き直してみよう、と2枚購入。

omni Sight SeeingMEDICINE COMPILATION from the Quiet Lodge

 どっちも学生か高校生の頃に聴いている。当時はやはりYMOとその直後の細野さんが好きだったので、この2枚の印象はあまり無い。しかし今聴くと違うのかもしれない。メディテーション系の細野さん。
(紫式部のサントラは明らかに駄作だった記憶がある。だから再発されても買わない)

 メディテーション系の細野さんといえばインドつながりで横尾忠則だ。Y字路の画集がAmazonでも買えるのか。
 5000円…しかしまあ「この機会に」買ってしまおう。

横尾忠則 Y字路
横尾忠則 Y字路

 ヨコオの「Y字路シリーズ」を初めて知ったのは結婚式の翌日の「芸術劇場」だった、そういえば。

 と言うようなわけで、鈴木茂逮捕のニュースを受けて1万円あまり使ってしまいました。いや、良いんじゃないですか、こういうのも。
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2009年01月19日

スクリティー・ポリティーで思い出した

Another Boogies — [思い出のアルバム] Scritti Politti "Provision"
 僕が洋楽を聴き始めたのは中学1年か2年の頃で、初めて買ったレコードは「ラストエンペラー」の主題曲と、アメリカの女性アイドルティファニーの7インチだった。
 ラストエンペラーの公開は1987年ということだから、既に20年以上前になる。

 当時、NHK-FMで毎日夜9時から放送されていた音楽番組を聴いていて、その中の一つが洋楽に特化した番組だったと思う。
 DJはヒロ寺平とグレースという二人組で、ほかの曜日については全然覚えていないが、この二人についてはよく覚えている。ヒロ寺平という人は当時スクリティー・ポリティーを贔屓にしていたらしく、その対象としてペットショップボーイズの悪口を言ったりしていた。
 考えてみれば、僕にとって「機械のビート」との本格的な出会いはスクリティー・ポリティーだったのかもしれない。YMOを聴き始めるのは、その3年後くらいになる。
 今では信じられないが、中学生の頃の僕はデーモン小暮とキング・クリムゾンが大好きだった。
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2008年12月18日

メモ:つるべ糸→やませ(東風)

 小坂忠の「つるべ糸」は、矢野顕子の「やませ」。
 「やませ(東風)」という曲名になってますがトンプーとは全く関係ありません。「いろはにこんぺいとう」収録。作詞作曲は矢野自身によるが、リリース年から判断するとオリジナル録音は小坂版。
 矢野顕子の悪いところは、名曲をカヴァーしては、その原曲を形無しにしてしまうところ。あれは素晴らしいが、しかしあまりに容赦ない。
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2008年09月27日

iTunes再生しっぱなしだった!

 家のiTunesをシャッフル再生しっぱなしで出てきてしまった。
LSTY ミュジック・プロフィール – Users at Last.fm
 というわけでただいま再生中。
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2008年09月13日

CDが1000枚くらいになってた

 iTunesのデータエクスポート機能を使ってOpenOfficeのCalcで集計してみたところ、アルバム枚数が1000枚を超えていた。
 2枚組が2枚とカウントされてたり、中にはシングルもあるので実際は900枚台だろうと思うけど、せいぜい700枚程度だろうと思っていたので、少し驚いた。
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2008年09月08日

学生の頃ならこういうのに騙されてた

今回、YMOファンには懐かしいE-muモジュール(通称タンス)など往年の実機を復活させ、最新のテクノロジーとコラボレーション!自身も開発に携わりAmazonで限定発売されたKORGのニンテンドーDS用音源モジュール「DS-10」、ヴォコーダーの名機「VP-330」の後継機である 「VP-550」、昨年大ヒットした“初音ミク”の基幹技術となるYAMAHAのシンギング・ソフト「ヴォーカロイド2」 などを惜しげも無く使用!
 いやもう、読むだけで買う気がなくなるというか。
 タンスはE-muじゃなくてmoogだろう、というツッコミは置いておいても、なんだろうねえ、これ。ただの機材マニアじゃないですか。
 僕の中では松武秀樹って「シンセサイザーの操作屋さん」であって、音楽家ではないのですよ。LogicSystemの旧作「ToGenKyo」を昔買って、あまりのひどさに自分落胆したのを覚えている。それ以来、LogicSystemを買う気にはなれない。
 だいたいDS-10とVP-550とボーカロイドを「惜しげも無く使用!」ってなんだよ。
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2008年08月22日

Last.fmの試聴が面白い

LSTY ミュジック・プロフィール – Users at Last.fm

 右側に、その人のプレイリストの中からいくつかが試聴できるようになってるんだけど、これが面白い。
 いわゆる「メジャー系の曲」じゃなくて、「とても微妙な曲」が試聴できる。わざとなのか偶然かは分からないけど、今のところ、僕のページでトップに表示されてるのはマルコ・ポーロ・セセル。こんな曲、なかなか出会えないよ、コズミック・ボサノバって雰囲気かね。
 いや、でもこの曲いいんですよ、おすすめ。全部試聴できるし。

 あとマチュー・ボガートも聴ける。日本でマチュー・ボガート聴いてる人って何千人いるんだろう?これは30秒しか聴けないからダメだけど。
 ケニー・ドープの「ミスター・ドープ」も聴けます。これただのループなんだけど、僕は大好き。これも30秒試聴。

 てなかんじで、なんか変な曲が聴けるのが楽しい。
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2008年08月21日

P-Funkを知らない人がP-Funk聞いたらどう思うんだろう。

 最近車の中でジョージ・クリントンの「コンピューター・ゲームズ」を聴いていて、思った。
 Pファンクというものを全く知らず、聞いたこともない人がこういう音楽を初めて聞いたら、第一印象としてどういう事を感じるんだろうか。
 僕がP-Funkを初めて聴いたのは多分学生の頃で「ファンクの有名なグループ」という情報は知っていたので、まあ「良い音楽なんだろう」という先入観があった。しかしそのあまりにいい加減なテイストというか泥臭さに最初は慣れずに、そんなに好きではなかったように思う。
 いわゆる「ファンク」とも全く違い、ギターロックにも近いような、エレクトロな要素もあり、しかしカテゴライズが非常に難しい「変な音楽」。

Computer Games - George Clinton
Computer Games
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2008年07月07日

ピチカート元ネタ発見

 ビデオレンタル店にいったら、フリーソウル関連のCDが300円で叩き売られていた。
 ヴァンマッコイ、オージェイズ、ギャンブル&ハフ、全部300円。
 おまけにトライブコールドクエストもジャングルブラザーズも300円。
 いやー、物の価値の分からん奴らめ、とホクホクしながらまとめ買い。
 その中で知ったこと。

 ピチカートファイブ「東京は夜の七時」の「ウゴウゴルーガのピチカートファイブ」版、オープニング元ネタはHarold Melvin & The Blue Notes「Tell The World How I Feel About 'Cha Baby」イントロ。
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2008年07月02日

Last.fmベスト20アーティスト

Best20.JPG
 現在のlast.fmでのベスト20アーティスト。
 我ながら他人に説明しにくい趣味。説明しにくいというのは自分をミスティフィケイトする意味では長所だけど、しかし日常的には短所として現れる場合が多い。
 「落語とジャズが好きです」ってのも、あまりに定型的じゃない?真空管アンプとか好きなおやじみたいで。オーディオ興味ないしなあ。
 一言で言うと「サブカルです」なんだろうけど、サブカル×落語だったら談志でしょう。でも僕は談志嫌いだしなあ。なんかよりどころがないんですよ。ジャズ、テクノ、落語が好きでパフュームもいける、落語は圓生、馬生が好きって、しかしカテゴライズできないほど少数派なのかな。
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2008年05月14日

名盤(からの)解放同盟

 世の中には、まあ本にしろ音楽にしろ映画にしろ「名作」と呼ばれる物がありますね。ただ、一般に言われる名作が、自分にとって名作なのかどうかってのは、分からないわけですよ。あたりまえだけど。
 芸術と呼ばれるような物は、存在していても意味がないんで、つまり鑑賞者がその芸術に触れて、何かを感じた瞬間に意味を持つわけです、これはもういろんな人が言い尽くしたことですけど、つまり個人にとっての芸術の意味というのはそういう物です。
 だから、芸術史における作品の意味と、個人における意味とってのは切り離して考えるべきです。

 ここまで前置きで、言いたいことは「権威に対してコンプレックスを持つのは損だし、無意味なんじゃないか」って事です。芸術に関して、の話ですが。

The Nightfly

 このジャケット、よく見ますね。音楽通っぽい人が一様に推薦する「名盤」です。
 これ、僕は全然名盤じゃないと思います。全部聴いたけど、別に何と言うことのないコジャレたレコード、という印象。

 いや、このレコードが良くないって事を言いたいんじゃない。「名盤と言っても、別に感動しないことだってあるし、そういう時に『自分はおかしいんじゃないか』と思うのは損です」ということです。
 実際、僕もそういうコンプレックスを多少持っていて、いわゆる「名盤」を一回聴いて「くだらねえ」と思ってもですね、これは自分が間違ってるんじゃないか、本当はすごい音楽なのに、自分が気付いてないんじゃないか、とか思うんですよ。
 で、数年経ってからもう一度、そのCD出してきて聴き直すんですね。でもね、聴き直してもダメな物はダメなんですよ。一回聴いてダメな物は、10年経って聴き直してもダメです。これは経験から言えます。

 だからね、無駄なんです。いかに名作・名盤と言われてようが、自分にとってダメな物はまあ、多分無意味です。だからそういう物は切り捨てちゃって良いんです。
 最近で言えば映画の話ですけど、黒澤明の「生きる」を見て、ああもうこの映画くだらねえなあ、と思ったんですよ。そういうもんですよ。

 だからね、いるじゃないですか「クリムゾンキングの宮殿」なんかを友達に聴かせて、感想言わせて「良くなかった」とかいうと「お前は音楽を分かってない」とか言うプログレバカ。ああいうのは気にすること無いんです。
 いや、クリムゾンが良くないとか言う人とは話をしたくないけど、まあそういう話ではなくてね。
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2008年04月16日

また明日書くが

 Perfumeの新譜、予想以上の出来。
 しかしどうなんだろう、チョコレイト・ディスコ終わってからの落ち方、低調な感じが良くない。
 これは多分、曲順の配置ミスだと思うんだけど、アルバム前半と後半の落差がちょっと目立つ。とてもバランスが悪い。これはコンプリート・ベストでもそうだった。

 シークレットシークレットはもっとテクノポップっぽくした方が良かったな。デジタルが強すぎる。中田ヤスタカという人はアナログとデジタルの混ぜ方が下手だね。
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2008年04月05日

テクノ音痴が選んだテクノ名盤

MUSICO | スクール オブ ミュージック 名盤でマスターする よくわかる音楽ジャンルの基礎講座 Vol.8 〜テクノ編〜
 僕からするとやっぱり噴飯物なんですよ。
 まず、テクノの歴史を書く際にブライアンイーノやテクノポップから始めるのがですね、ロックオタクと同じ「懐古野郎」丸出し。

 だいいち、TELEXのセレクトが「ルーニー・テューンズ」ってどうなのよ?あんなの聴かなくていいよ。挙げるとしたらテクノ革命かニューロビジョンだろう。
 教授の「音楽図鑑」も謎。「B-2 unit」か、あるいは細野晴臣「フィルハーモニー」だろう。だいたい、YMOを無視して教授だけ挙げてるっていうのが意味不明です。
 クラフトヴェルクが「ツール・ド・フランス」っていうのも、いわゆる「音楽語り好き」が陥りやすい罠で、僕なら「コンピューター・ヴェルト(Computer World)」、新しめなら「エレクトリック・カフェ」か思い切って「THE MIX」を紹介したいところ。

 というかですな、はっきり言ってテクノを聴いたことはない人はまずここら辺、無視して良いんですよ。だってさあ、例えばですよ、漫画を読んだことがない人がいて「何か面白い漫画を紹介してください」っていわれて、手塚治虫の「新宝島」を薦めますか?
 何かのジャンルを紹介する時に、とにかく「ルーツから紹介したがる」っていうのは「自称音楽好き」の悪い癖です。
 そういう人の言うことは参考になりません。

 というかあの記事はパフュームを入れたかっただけでしょう。デトロイトテクノが1枚しか無いってところにも、執筆者のテクノ音痴ぶりが伺える。

 つーわけで我田引水。
他人の不幸は蜜の味: テクノ名盤メモ

 で、僕が書いた記事の中でこれ1枚聴いとけ、っていうのは「攻殻機動隊」のサントラね、あれだけ聴いたらテクノがだいたい分かります。
 ジャズとか渋め好きの人にはロニ・サイズの「New Forms」をおすすめします(これは上の記事とかぶってますが)
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2008年04月03日

メモ:すべての音楽好きに捧げる

 まとまりそうもないのでメモしておく。
 今の自分の立ち位置とか思い出とかに関係なく、できるだけ関係なく「すべての音楽好き」に対して。
 この音楽いいよ、ジャンルとか背景とか関係なく、この音楽はかっこいいよ、と思うようなアルバムを5枚挙げたい、と思った。10枚じゃなくて敢えて5枚。少なめに。
矢野顕子:SUPER FOLK SONGJamiroquai:Emergency on Planet EarthSly and The Family Stone:AnthologyYMO:テクノデリックThe 21st Century Guide to King Crimson, Vol. 1: 1969-1974
1.矢野顕子「Super Folk Song」
2.ジャミロクアイ「 Emergency of Planet Earth 」
3.スライ・ストーン「 Sly & the Family Stone : Anthology 」
4.YMO「 テクノデリック 」
5.キング・クリムゾン3枚のどれか。


 ごめん、クリムゾンだけ決められなかった。「太陽と戦慄」か「Red」か「クリムゾンキングの宮殿」のどれか(上のリンクは4枚組ベスト。これで網羅できるけど無駄も多い)

 この5枚のアルバムのうちで1枚でも聴いたことのない物があれば、聴いてみたら面白いと思う。え?こんな音楽があったの?という出会いをお約束します。多分、20年以上、おそらくは一生おつきあいできるような音楽です。
 僕自身、何年かに一度これらの音楽を聴き直しては悦に入っております。

 クリムゾンとは中学以来の付き合いか。

 あー、あと敢えてクラシックは除外しましたけど、第九であったりチャイコフスキーだったりバッハだったりという「教科書に載ってる音楽」は、教科書から離れて聴くとまたすばらしい物です。「時計仕掛けのオレンジ」で有名な第九の第二楽章など、実にすばらしい。
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2008年04月02日

脱線3「XXX JAPAN」誤植

 iTunesで聴いてると「ウルティメイト・ベシャリスト」が「ベシャリト」になってておかしいと思ったら、CDの帯も間違えてる。

 そういえばYMOの「灰色の段階」も、レコードジャケットで「灰色の階段」って誤植されてたんじゃなかったっけ?と思って今確認したらジャケは英語表記だった。あれ?何と勘違いしてるんだろう?

 それはそうと「XXX JAPAN」、値札を見ると僕は中古屋で500円で買ったらしいのだが、これ、良いアルバムだよ。いま「天然パ」聴き始めたところだけど、この曲は良いよ。
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2008年03月30日

ウカレやがって!

♪欲望☆Blow-Up iTunesで音楽を取り込んでいて、一番ひどかったCDデータ。
 なにが「♪欲望☆Blow-Up」だ!
 おそらく、テイ・トウワファンのイカレポンチな姉ちゃんが登録したに違いない。(この曲は「Groove is in the Heart」の元ネタ)

 あまりにひどかったので、打ち直す前にキャプチャ。
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2008年03月23日

マチュー・ボガートはなぜ日本で売れないのか

 先日「Super(シュペール)」というファーストアルバムを買った。今まで聴いてたのはセカンド「J'en Ai Marre d'Être Deux」。読み方すら分からん。最後がドゥーってことくらいしか分からん。
 だいたい「Mathieu Boogaerts」って言われても読めない。

 読めないから売れないんだよ。

 いやー、音楽は非常に良い。ギターの弾き語り+ドラムマシン+ペナペナ気味シンセという取り合わせで、コジャレた感じ。

 読めれば売れるんだよ。だから改名したらどうだろうか?

 wikipediaでも、フランス語・英語・ドイツ語でしか記事がないなんてちょっと寂しすぎる。
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2008年03月21日

お知らせ:DeanElliottのCDが販売されてます。

Zounds! What Sounds!
Zounds! What Sounds!
 学生の頃、モンド系コンピで「Lonesome Road」を聴いて以来のディーン・エリオット好きです。
 Amazonで何度か調べてみた物の、日本国内での販売はされていなかった彼の(おそらく)唯一のアルバム「Zounds! What Sounds!」。
 さっきなんとなく検索したらAmazonで扱われてました。これは即買い。
 一言で言うとミュージック・コンクレートなんですが、たとえばミュージック・コンクレートの一般的なイメージというとピエールアンリとかでしょう、堅苦しいというかシャッチョコばったというか、真面目で暗くて、コンパで酒飲むと「○○論」について熱く語りそうな、まぁあまり友達になりたくない印象。

 ディーン・エリオットは飽くまで軽く、そしてなによりグルーヴィー。テープ・コラージュにしてもムーグ・シンセサイザーにしてもサンプリングにしても、あたらしい技術が登場した時っていうのは、手段と目的を取り違える人がたくさん出てくる。
 ディーン・エリオットの偉いところは、奇抜な手法を用いながらも、飽くまでも楽しい音楽を作ろうと考えたところだろうと思う。モンドとされる音楽の中でも、彼の音楽は図抜けて楽しい。

 モンド系ジャズが好きな人はこの機会に是非!どうも現時点で「3〜5週間後に発送」になっているので、いつ欠品してもおかしくないような感じ。
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2008年03月20日

音ログ、はじめました。

 聴いている音楽の履歴をブログで公開するために、音ログを始めてみました。

LSTY の音ログ
 →サービス終了により2008/3/31からLast.fmに移行

 しばらく前から、同じようなサービスであるmixiミュージックを使っていて、これが面白いと思ったのですね。(リンク←mixiユーザにしか見られません)
 しかしSNSの中でやってても狭いし、なにしろmixiにおける音楽の位置づけというのはひどい物です。mixi内の音楽関連コミュニティーに入った経験のある人なら分かると思いますが、信じられないほどヌルい。熱い人間なんて一人もいない。いや、本当に「一人もいない」というのが実際の印象。KRAFTWERKとTEKEXのコミュはちょっと良かったけど。
 そういうわけでブログでやりたかった。

 しかし音ログ、非常にイマイチな感じのサービスですね。音ログ側で楽曲のデータベースを持ってるんだろうけど、そこにない曲についてはアップされない感じ。ちょっとマニアックな曲になるとアウト。ヘッドハンターズですら反映されないってのはどういうことなんだろう?
 だいたい、自分のとこでデータベース持ってそれ以外ははじくという思想が音楽好きからするとナンセンスだ。世の中でリリースされているすべてのCDを把握する自信があるのなら別だけど。
 だから、iTunesから送信されたアーティスト名と曲名はふるいにかけず、そのまま表示すればよろしい。変なフィルタかける必要全くなし。
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2008年03月17日

メモ:ピチカートX「衝突と即興」

 今偶然発見したのでメモ。
 ピチカートファイブの「衝突と即興」は、ウーゴ・モンテネグロの「MacArthur Park」のまんまパクリ。
 で、この曲はウーゴさんのオリジナルではなくて、実は元曲はかなりイメージちがうっぽい。
MacArthur Park (song) - Wikipedia, the free encyclopedia
 気になる方はYouTubeで「 MacArthur Park 」検索でも。
 いやー、ムーグの頃って何でもありだったんだなあ。元曲書いた人からすれば、ウーゴのアレンジは「悪い冗談」ですよ。しかしかっこいいです。

 ちなみにこのカバーが入ってるのはHugo Montenegro「Moog Power」というアルバム。立花ハジメがカヴァーした「ムーグ・パワー」収録アルバムです。
 さらにちなみに「衝突と即興」はシティボーイズ「Not Found」のサントラに別バージョン収録。このサントラは「魑魅魍魎」も入ってるのでシティボーイズファンにはおすすめ。

 デンジマン!
Moog Power
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2008年03月04日

現時点での俺ベスト音楽。

20080304itbest.jpg
 iTunesで出してみた。偏っているようにも見えるけれど、しかし順当な点数。どれもが、僕が大好きな曲であって、10年後も大好きであろう曲。しかし驚いたのは邦楽への偏りっぷり。やっぱり「☆4つ」と「☆5つ」の間には言語の壁があるのか。
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2008年01月24日

ケン・イシイ「ジェリー・トーンズ」聴いた

 90年代に最も売れたテクノアルバムの一つを、今更聴いた。
 ざっと聴いた限りでは。
 このアルバムは駄作だ。予定調和の集積にすぎない。
 ケンイシイ独特の「和を乱しかねないような、危ういリズム」が無い。エクストラは確かにポップで良い曲だけど、全体的にはおとなしくまとまりすぎ。
 こうなるとケン・イシイの代表作は「インナー・エレメンツ」ってことになるのか。
 フレア名義の「グリップ」とかも良いけど。

 しかし90年代って個人で複数の「名義」を持つのが流行ったな。ああいうのってなんか恥ずかしい感じ。たとえば今なら個人で複数のブログを持って「hogehogeブログのインフォーマル版です」とか、これって後で思い返すとかなり恥ずかしいんだろうな、自意識過剰というか。
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2008年01月21日

90年代音楽pt2

 90年代の音楽で、とにかくこれはいい!ってのをまとめようと思ってるんだけど。
 いきなりビョークでつまずく。
 デビューはのぞくとして「ホモジェニック」と「ポスト」どっちが名盤?ってこれは結構むずかしい。うー、ホモジェニックかなあ。ハイパーバラッド好きだけど、全体で評価するとどうなのかなあ、とか。
 で、90年代といえばケンイシイは必要だけど「ジェリートーンズ」持ってねえや。というわけで買っちゃいました。まあ、持ってても良いかな。
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2008年01月14日

メモ:90年代の音楽について

 90年代の音楽について、できるだけ主観(思い入れ)に囚われずにまとめてみようと思った。
 今日、車の中でジャミロクアイのファーストを聴いていて。
 ジャミロクアイのファーストって、まごうことなき大傑作なんだけど、あまり聴かれていないような気がする。

 なんでだろうか。はてな界隈ではたまに90年代テクノが話題になるけど、テクノ以外ってあまり聴かない。例えば岡村靖幸とか、それこそ米米クラブやフライングキッズの、ある時期の輝きについても語られていないような気がする。
 てなわけで、90年代の音楽について書きたいと思うけれど、まあネタが集まったら。
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2008年01月07日

タブラが聴きたいのだが

 映画「大日本人」のサントラを聴いて以来、タブラが聴きまくりたい。僕は打楽器というのをあまり好まないのだけれど、タブラの低音は良い。あとインド音楽のリズムは非常にスリリングでかっこいい。以前タモリ倶楽部で電子タブラが紹介されていた時、7拍子、13拍子という変拍子の素晴らしさに驚いた。

 というわけでAmazonで検索してみたのだけれど、どうもインド音楽というのはいかんね。ヒーリング、メディテーション、サイキデリックとか、そういうタイトルのCDばかりが並ぶ。
 レビューを見ても「お香を焚きながら楽しんでいます」とか。

 僕は別に「にわか瞑想家」になりたいわけではないので、どうも参考にならない。

 YouTubeで、名奏者とされるザキール・フセインの演奏も聴いたけど、拍をどんだけ細かく打てるかという技巧ばかりが強調されていて、魅力を感じなかった。
 というわけでどのCDを買うべきか思案中。やはりビクターのアレが手堅いかなあ。

大日本人 オリジナル・サウンドトラック
大日本人 オリジナル・サウンドトラック
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2007年12月18日

椎名林檎

 椎名林檎は、1枚目・2枚目と買って、そのあと東京事変の「教育」を買って、そこで買うのをやめた。
 さっき「教育」のさわりを聴いて、ひどく醜いアルバムだと感じた。昭和歌謡の断片を折り込んで、そこで何かを表現したかったのだろうか。そういう「手法」に頼ろうとするのが何よりも貧しい。しかもそれを自分のものにしていないので、寒々しい。
 椎名林檎1枚目の「茜さす…」や「モルヒネ」を聴きながら、この人のすばらしい才能を思う。それだけに、この後のカバー集やらに憎しみを覚える。結局この人の才能は「企画」ってやつに消費されてしまったんじゃないか、というような。
 まあ、3枚しか聴いていないし特段「ファン」というわけでもないけれど、残念な気持ちがしたのです。
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2007年12月15日

CHARA

 CHARA聴いてて。
 曲単位で言えば「タイムマシーン」だね、あれがベスト。
 しかしアルバム単位で言えば二枚目の「SOUL KISS」、あの二枚目、あそこに詰まっている女の心、あのストレートな欲望、ああいうのは今のチャラには歌えないのだろうなあ、とか思う。

 そして、私はあなたのお古になって、どこかの誰かと何度も何度もキスを重ねて、あなたのことが許せる日が来るのかしら(No Primise)

 こういう言葉を紡げる人を、僕は尊敬します、というか、僕はそういう人が好きです。しかし、かようにすばらしいcharaも、結婚を機に「あまり面白くない歌手」になったなあ、という印象。

追記:この歌の「何度も何度も」の部分で彼女の声は震える。恋というのはこういうことだと思う。そりゃ女にとってだけではなく、男にとってもそのようなものだ。
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2007年11月17日

書きかけ)長調と短調、早わかり

 僕は子供の頃ろくな音楽教育を受けていなくて、それは教師が無能だったからだと考えてるんですが、しかしwebで調べても音楽に関する基礎的な情報というのも小難しく書いてあって訳が分からない。
 というわけで、僕が学生の頃経験則から導き出した「長調と短調がよく分かる方法」を書こうと思ったんですが、未完成。
 この時点で分かりやすいか分かりにくいか、一旦公開して反応を見ようと思ったので、上げてみます。

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の羅列は、ピアノの白鍵と黒鍵を同列に並べた物です。キーボードを持っている方は前に置いて弾きながら読んでいただくと分かりやすいと思います。
一番のポイントは「白鍵と黒鍵を同列に考える」ということです。

長調=普通に「ドレミファソラシド」と聞こえる音階。ミとファ、シとドの間が半音で、後は全音
「白黒、白黒、白白、黒」と覚えよう!

[ハ長調]
C D EF G A BC D EF G A BC D EF G A BC
ハ ニ ホヘ ト イ ロハ ニ ホヘ ト イ ロハ ニ ホヘ ト イ ロハ
□■□■□□■□■□■□□■□■□□■□■□■□□■□■□□■□■□■□□
            ド_レ_ミファ_ソ_ラ_シド


この「ド_レ_ミファ_ソ_ラ_シド」は、長調では常に一定。
ハ長調というのは「ハ(C)の音=ド」ということ。
「ド_レ_ミファ_ソ_ラ_シド」の間隔をそのままにして左右にずらすと、別の長調になる。
例えばト(G)の音をドにするとどうなるか。

[ト長調]
※F(ハ長調におけるファ)の音にシャープがつく
C D EF G A BC D EF G A BC D EF G A BC
ハ ニ ホヘ ト イ ロハ ニ ホヘ ト イ ロハ ニ ホヘ ト イ ロハ
□■□■□□■□■□■□□■□■□□■□■□■□□■□■□□■□■□■□□
       ド_レ_ミファ_ソ_ラ_シド


ちなみに「変ホ長調」というのはホ(E、ハ長調におけるミ)のフラットをドにした場合の長調。

[変ホ長調]
※EとAとB(ハ長調におけるミとラとシ)の音にフラットがつく
C D EF G A BC D EF G A BC D EF G A BC
ハ ニ ホヘ ト イ ロハ ニ ホヘ ト イ ロハ ニ ホヘ ト イ ロハ
□■□■□□■□■□■□□■□■□□■□■□■□□■□■□□■□■□■□□
               ド_レ_ミファ_ソ_ラ_シド


さて、音楽のテストでは楽譜が書いてあって「この曲の調は何でしょう?」という問題があるが、これはちょっと難しい。

例えばCとFとG(ハ長調におけるドとファとソ)の音にシャープが付いている楽譜の場合はどうだろうか。
この場合、まずドとファとソのシャープ(黒鍵)は使い、逆にその三音の白鍵は使わない。
使う鍵盤に○、使わない鍵盤に×をふる。

C D EF G A BC D EF G A BC D EF G A BC
ハ ニ ホヘ ト イ ロハ ニ ホヘ ト イ ロハ ニ ホヘ ト イ ロハ
□■□■□□■□■□■□□■□■□□■□■□■□□■□■□□■□■□■□□
×○   ×○×○   ×○   ×○×○   ×○   ×○×○   ×


その他の白鍵は使い、黒鍵は使わない。そうやって○×を埋めてゆく。

C D EF G A BC D EF G A BC D EF G A BC
ハ ニ ホヘ ト イ ロハ ニ ホヘ ト イ ロハ ニ ホヘ ト イ ロハ
□■□■□□■□■□■□□■□■□□■□■□■□□■□■□□■□■□■□□
×○○×○×○×○○×○×○○×○×○×○○×○×○○×○×○×○○×○×


あとはここに当てはまる「ド_レ_ミファ_ソ_ラ_シド」を探すしかないわけです。
「○○」と重なっている所をキーに探すのが手っ取り早い。答えは、

C D EF G A BC D EF G A BC D EF G A BC
ハ ニ ホヘ ト イ ロハ ニ ホヘ ト イ ロハ ニ ホヘ ト イ ロハ
□■□■□□■□■□■□□■□■□□■□■□■□□■□■□□■□■□■□□
×○○×○×○×○○×○×○○×○×○×○○×○×○○×○×○×○○×○×
         ド_レ_ミファ_ソ_ラ_シド


で「イ」がドになってるので「イ長調」です。そして実はこれは「嬰ヘ短調」でもあります。
で、短調とは何か?となるとこれはちょっと難しい。

・短調=「ドレミファソラシド」の音が外れて聞こえる音階。レとミ、ソとラの間が半音で、後は全音
「レミのソラ」と覚えよう!こじつけ。

[イ短調] ※ピアノの白鍵をA(通常のラ)からひき始めると、イ短調になる。
C D EF G A BC D EF G A BC D EF G A BC
ハ ニ ホヘ ト イ ロハ ニ ホヘ ト イ ロハ ニ ホヘ ト イ ロハ
□■□■□□■□■□■□□■□■□□■□■□■□□■□■□□■□■□■□□
         ド_レミ_ファ_ソラ_シ_ド


[ハ短調]
C D EF G A BC D EF G A BC D EF G A BC
ハ ニ ホヘ ト イ ロハ ニ ホヘ ト イ ロハ ニ ホヘ ト イ ロハ
□■□■□□■□■□■□□■□■□□■□■□■□□■□■□□■□■□■□□
            ド_レミ_ファ_ソラ_シ_ド
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2007年10月22日

初音ミク問題は実は初音ミク問題ではないと思う。

2007年10月21日 muteit 音楽 単純にシーケンサーやサンプラーが良くて、初音ミクが駄目って理屈は通らないと思う。
 理屈は通らないが、私自身は初音ミクが嫌いだ。
 音声合成で歌を歌わせる、という考え方は嫌いではない、というか僕もかつてやっている。
 多分、あえてそれをアニメ声でやったという部分、音声合成ソフトはそれこそ10年以上前から音楽向けにリリースされていると思うけれど、その本格的な製品第一号がアニメ声だったというのが気にくわないのだと思う。

 しかしまあ理屈ではないのだ。僕は宅録が好きだけれどDTMが嫌いだ。「同じじゃねえか」と言えば同じなのです。しかしいかにもDTM的な音楽、GM音源的だったり、いかにも「一台のシンセサイザーで作りました」という感じの音楽が大嫌いだ。
 しかし「一台のサンプラーで作りました」とか「一台のカシオトーンで作りました」という音楽はわりと好き。

 ここはもう理屈ではない。聴けば分かるのです。かつて電気グルーヴのメンバーが言っていた「スーパーの店内でかかってる曲」と評した、ああいう音楽、カラオケのバックトラック、ああいうものが大嫌いだ。

 これは理屈じゃない、と思う。分かる人には分かると思うし、分からない人には分からない。
 言うなれば許容範囲の違いであるし、不寛容だといわれればそうだけど、寛容とは言い換えれば無節操ということではないのか。

 ついでにいうけれど僕は「フュージョン」という音楽ジャンルが嫌いで、カシオペアやTスクエアなんていうバンドも嫌いです。ジャズもファンクもディスコもテクノも好きだけど、フュージョンは嫌い。フュージョン嫌いとDTM嫌いというのはカブるように思う。
 で、なんとなく思うのが初音ミクにまつわる論争というのは、本質的には初音ミク云々の問題ではない。大きいのは「おたく対アンチおたく」だろうけれど「人力音楽VS機械音楽」だったり「バンドサウンド対DTM」だったり「DTM対DTMじゃない機械音楽」だったり、結構たくさんの種類の価値観のぶつかり合いの、言わば代理戦争みたいなものだろうと思う。

 なのであえて好き嫌いの紐をほどいてあーだこうだ言うべきなのです。
 僕は初音ミクを嫌いますが、ああいう技術が手近なものになった、という点では評価はしています。音楽家の創造力を高めるものかどうかについては疑わしいが、技術的には大きな進歩だと思う。
 もっと落ち着いた女性の声や、細野さんのような渋い声のものがリリースされたら買うかも知れません。
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最近のシンセはダメだという話

2007年10月22日 ululun 自分は道具厨なのですが、道具は道具を超える使い方が出来ないと思っているので、道具もしくは道具の使い方を愛する事が出来るか出来ないかだけだと思ってます http://d.hatena.ne.jp/ululun/20071020/1192854777 にも書いた
 「道具は道具を超える使い方が出来ない」というのは、正しいと言えば正しいけれど、それを前提にしてあきらめてしまうと僕はダメだと思うのです。
 僕は初音ミクを含めて最近の音楽機材やソフトはダメだと思っていて、なんでダメなのかというと複雑すぎる、難しすぎるわけです。
 初音ミクは触ったことないけど、90年代に作られたシンセサイザーを触ってみると分かる。難しすぎる。とにかく「使いこなせれば偉い」というレベルのものです。
 僕は、少なくとも音楽機材というのは「簡単に使いこなせて、すぐに限界がくる」ような物ほど素晴らしいと思います。この機械が持っている機能では飽き足りない、でも新しい機材を買う金はない、だったらこの機材の限界を超えるような「新しい使い方」をしてみよう、という考え方。僕は、こういうのがつまり創造力なのだと思うのです。

 ギターのオーヴァードライブだって、多分そういう限界から生まれた音だと思うし、ヒップホップという音楽も「とにかく今持っているレコードとドラムマシンで音楽がやりたい」という欲求から生まれたのだと思う。

 そういう意味で、今売られているシンセサイザーや音楽機材は難しすぎる。使いこなせないということは、それこそ「道具は道具を超える使い方が出来ない」という状態になってると思います。
 僕自身、高校生の頃からPCや古いシンセサイザーで音楽を作ってみて、金はないけど時間はある、という中で随分いろんな工夫をしてきたわけです。そういう中で「DTM」が嫌いになっていったのは、結局、それらの多くが「打ち込むことを目的に作られた音楽」だからであって、聴いてみても機材に使われてるようにしか思えないから。

 日本で初めてサンプラーを作った松武秀樹が「ピアノの音を使うのなら、サンプリングではなく本物のピアノを使った方が良い」と発言し、テクノの第一人者である細野晴臣が「テクノの音は機械音だが、その機械を使っているのは人間だ」と発言したということ。
 (前者は「大人の科学」、後者は又聞き)

 「機械音が嫌いだから人力音楽しか聴かない」という人とは意見が合わないけれど、しかしそういう人たちの気持ちも分かる。それほどまでに「機械に使われている人たち」の音楽があふれているから。
 それは結局「操作の難しい機械が、廉価で簡単に手に入る」からなのだと思う。表現ではなく、経済的な必然性から使われているケースが多い。
 良い面と悪い面を天秤にかけた場合、僕としては「悪い面」の方が大きいと思う。
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2007年10月09日

土曜倶楽部とPSY・Sと1990年

 さっきふとNHK「土曜倶楽部」のオープニング曲が頭に浮かんできた。なんでこんな曲を覚えてるんだろう。
 そういえばこの番組は、僕が初めていとうせいこうを知った番組であり、僕が初めて「サブカルチャー的なもの」に触れた番組でもあったように思う。
 サブカルチャー的なもの、と書いたけれど、番組の内容については全く覚えていなくて、ただそういうモヤモヤとした概念的な思い出が頭の中にあるに過ぎない。

 土曜倶楽部についてはweb上にもあまり情報がないのだけれど、この記事のコメント欄で、オープニング曲はPSY・Sが作ってると知った。そういえばPSY・Sっぽい曲だ。
 さらにここで曲名も分かった。
 今の20代の人にはPSY・Sって言っても通じないのだろうなあ。読み方は「サイズ」です。サイコとかサイキックのPSY(サイ)。
 PSY・Sのサウンドというのは僕にとって、1990年前後の象徴だ。当時、NHKの音楽番組のエンディングが「薔薇とノンフィクション」で。
 デジタルシンセサイザーのキラキラした音、高音が強調されすぎて歌詞の「サ行」の音がかすれる感じ。

 あの「かすれるサ行」を聴きながら僕は「これがデジタルの音なのか」と妙に感心したものだ。
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2007年10月05日

持っているCDをリッピングするという苦痛であり快い作業。

 熱病のように、iTunesにCDを取り込む日々。

 とにかく今までろくに聞いてなかったCDを流す。そうすると、どの音楽が好きでどれが嫌いか、よく分かってくる。
 僕はやっぱり椎名林檎の一枚目は好き。ブラックじゃないソウル・ミュージックとしては、邦楽・洋楽含めて最高の部類に入る。僕の評価としてはジャニス以上。

 とか

 ビブラストーンでは「宇宙人」が一番好きか。曲の質とメッセージ性を天秤にかけた場合、これが妥当か。

 とか

 鈴木慶一の「君はガンなのだ」は名曲なので、もっとちゃんと発信するべきだ。

 とか

 iTunesのアイコンはダサ過ぎるだろう?

 とか。

 あとKool & the Gangの「ジャンゴー・ボゲー」は、有名すぎてダメだろ、とか思いつつ、しかし名曲だよねええ。
 これ、Pの人がカヴァーしたら最高だ。

 思い出と、思い出じゃない今の感覚が交差して面白いですよ。
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2007年10月03日

思いつきだけれど

 NHKで流れているパフィーの映像を数十秒見た感想。
 なんでこれがアメリカで受けるのかと言えば、アメリカ人の求めるロックミュージックが「低レベル」だからなのではないか、という。
 結局、彼らにとってロックミュージックは「はけ口」であればいいし、「はけ口」以外の機能は求められていないのではないか。
 これは感覚の問題なのか、僕はアメリカのロックが嫌いで、イギリスよりなのだけれど。
 これに無理矢理リクツをつけると、アメリカのロックは「出口」なんじゃないかと。つまりハケ口。対してイギリスのロックは「入口」なんじゃねえか、って思いっきり思いつきのテキトーだけど。
 たぶんこりゃ戯言だね。でも、アメリカとイギリスでなんでこんなに違うんだろう、というのはよく思います。アメリカでヒットするギターロックはことごとく、僕の気に入らない。
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2007年09月25日

細野晴臣@サンレコ

 最新のSound & Recording(2007年10月号)で細野さんが「僕は音楽よりも音響に興味がある。音楽は何でも良い」的なことを言っていて、細野さんらしくて良いなあ、と思った。
 以前にもこの人の「僕は本当はミュージシャンじゃなくて、音響効果に向いている。そっちの方が楽しい」みたいな発言も読んだ。
 シンセサイザーに触れ、その後イミュレーターに触れた細野さんがなぜテクノの世界に居続けたのかというと、そういう事だったのだろうか。確かにイミュレーターを手にした細野さんは子供のようにはしゃいでるように見える。
 でも最新作はカントリーらしい。ワゴ〜ン、マスタァ〜♪急げよ幌〜馬車〜♪
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2007年09月05日

秋にかけてこれを買え!

 清水靖晃の、バッハ無伴奏チェロ組曲4-6は、本当に傑作だからかっとけ!まちがっても1-3買うな、4-6だ。これをスピーカで聴け、ヘッドフォンではなく。できるだけ大きな音量で。
 パカパカうるさい。でも、とても良い音楽だ、と思う。
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2007年08月28日

イコライジングについて

eq.jpg
 お恥ずかしいことにここ1〜2年で気付いたんだけど、もっとも不愉快な音は「中低音」である。若い頃は中高音を嫌っていたけど、最も音楽を邪魔するのは中低音だ。
 安普請の家で音楽を楽しむ、小さな音量で。そんな時のEQはこんな感じ。低音はもう少し下げても良いかな。

 で、今日はDr. Buzzard's Original Savannah Bandで。

 しかし、iTunesのプリセットのEQって、アップルだけにセンス良いのかと思ったら全然ダメね。まあ日本のウサギ小屋、ウナギの寝床のことは考えてないからか。
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2007年08月20日

今週は口ロロ新譜発売

 生まれ変わったら、Microsoft Wordのない世界で暮らしたいなあ。
 なんだこのクソいまいましいゴミソフトは。
 生産性低下のために存在するとしか思えない。

 さて、最近Deee-Liteの「Infinity Within」を聴いているのだけれど、これがなかなか良い。発売から既に15年経っている音楽で、たしかに「その時の気分」な音楽なんだけれど、懐メロになっていないというか。前作の「World Clique」はさすがに懐メロな感じ。

 さて今週はクチロロの新譜発売。いとうせいこう参加。
 せいこうさんのラップを聴くのはヤン富田先生の「フォーエバー・ヤン」以来か。少し楽しみ。

 そういえば最近めっきりCDを買わなくなったけれど、ハルカリの「サイボーグ俺達」とかパフュームの「チョコレイト・ディスコ」とか、まあそれなりの自分的ポテンヒットがちょこちょことある。
 逆に「うわー、金をドブに捨てたー!」と思ったCDといえばスチャダラパーの「Con10po」くらいなものか。
他人の不幸は蜜の味: スチャダラパー「con10po」と、彼らの名盤

GOLDEN LOVE
GOLDEN LOVE
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2007年07月27日

梅雨明けさ

 梅雨明けかなあ、とか思っていて、ああそういえば、はっぴいえんどの歌詞に「梅雨明けさ なんとかー くしゃみをひとぉつー」って歌があったなあ、とか考えてたんだけど。
 いや、梅雨明けじゃなかったように思うなあ、夜明けでもないし、と随分考えて、たしか「雪どけさ」だったと思い至る。
 それにあれははっぴいえんどではないようにも思えるなあ、曲調として暗いんだけど、はっぴいえんどの暗さとは違う。細野晴臣のソロか、「Hosono House」っぽいな。
 とかいうことをダラダラと考えていました。
 とか思いながら「Hosono House」を見ると「冬越え」という曲があって、あれ、じゃあ「雪どけ」じゃなくて「冬越えさ」だったのかな。
 曲のタイトルを覚えなくなったのはいつ頃からだろうか。

HOSONO HOUSE
HOSONO HOUSE
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2007年06月28日

テイ・トウワのあざとい商売

Future Listening!(紙ジャケット仕様)
Future Listening!(紙ジャケット仕様)


 なんでミュージシャンというのは「古くからのファン」を大事にしないのだろうと思う。無駄に高いボックスやら再発ものを出すたびに「未発表音源」とやらを付ける。
 どういう神経なんだろうなあ。
 今回のテイ・トウワの初ソロアルバムの再発も同様で、Disc2として過去発表されたリミックスと未発表トラックに3曲だけの新ミックスを加えたもの。
 なにを考えてるんだろうなあ。新ミックスは聴きたいけど、それを入手するためにこの2枚組を買う気にはなれない。

 じゃあ、テイ・トウワを初めて聴く人に薦めるかと言えばそれも結構微妙で、ダンストラックとしては「Sound Museum」の方が優れている。このアルバムは、その内容の多様性とポップさから言って今までのテイ・トウワの、今のところ最高傑作と言って良い。少なくともダンスミュージック好きにはこちらを薦める。
 「Future Listening!」はどちらかと言えばボサノバ系で、gutにおける一時期の坂本龍一っぽい。シタールとかも入っていて、そういう意味では立花ハジメ「BAMBI」も引っ張っている。

Sound Museum
Sound Museum
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2007年06月25日

小島義雄×いとうせいこう

「セイ、オッパッピー!」が脳内でリピートされてるんだけど、これっていとうせいこうの「Fiber Jungle Struggle」と同じリズムなんだよなあ。意識してるのだろうか。
 以前にも書いたけど、この「MESS/AGE」は日本のヒップホップ好き必携ですよ。せいこうさんのラップは一応オールドスクールになるのだろうか、しかしそういう分類とかよく分からなくなるようなヤン富田先生によるバックトラック。
 「噂だけの世紀末」とか聴いてて涙が出てくるようなヒップホップ的なヒップホップ。ビブラストーンみたいな直球の反骨も好きだけど、せいこうさんのライムの、文学的で悲しげな怒りというか、ああいうの、もっと諦念が強くなるとスチャダラパーになるのかな。
 これも以前に書いたんだけど、僕はいとうせいこうの小説とかエッセーとかあまり好きではない。なんか小賢しいというか。しかしラッパーとして、作詞家として、コメディアンとしてのせいこう氏はこれはもう「最高」としか言えない。この人はパフォーマーなのだ、と思う。
 この人を家の中に押し込めてしまってはいけない。閉所恐怖症らしいし。

MESS/AGE
MESS/AGE
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2007年03月26日

大瀧詠一を聴いています。

大瀧詠一
大瀧詠一

 22曲中、ボーナストラック10曲というふざけたCD。
 どうでもいいけど、ボーナストラックを頭に持ってくるのはやめて欲しいなあ。オリジナルの雰囲気が壊れるだろう、と思う。
 聴いてみると、やっぱり僕は大瀧詠一とは合わないというか、妙に「ナンパ」な感じがして、そこがあまり好きではない。過剰に漂うコマーシャリズムの香りとかも苦手。
 でも、良い曲はすごく良いですよ。「びんぼう」とか「あつさのせい」なんか素晴らしい。「あつさのせい」は「和製サティスファクション」じゃないですか。
 ボーナストラックに入ってる「五月雨(シングルバージョン)」が儲け物。アルバムバージョンより渋くて、イントロ「サンプリングしろ!」と訴えかけるようなベースも良い。
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2007年03月05日

ホーミー動画


 週末こういうのを見ていたら、最新の音楽とかもうどうでもいいよ、とか思えてきた。
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2007年03月01日

民族音楽・木目調の倍音・細野晴臣

folksongs.jpg なんとなくYouTubeのブックマークを並べてみたくなったので、民族音楽を並べてみた。やっぱり僕は倍音フェチなんだなあ、とか思う。金属系の倍音も好きだけど、ホーミーみたいなのも好き。ムックリもそうだけど、金属ほどシャープじゃない、木目調の倍音というか。
 細野晴臣の歌声が好きなんだけれど、彼の声には独特の倍音が含まれていると思う。歌声だけではなくて、普通にしゃべっている時も、基本的に低い声なんだけど、そこにもう一つの高い声が重なっている。

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2007年02月22日

まりん@テクノ

 まりんつながりで。砂原良徳のベスト盤が出るらしいです。
 つーか、ベスト出すほどリリースあったっけ?と思ったんですが、1枚がオリジナル、2枚目がプロデュース、リミックス作品で構成される2枚組らしいです。
砂原良徳 WORKS’95-’05
 うーん、要らないなあ。オリジナルは多分全部持ってるし、参加作品も、ここを見る限りでは興味のあるものは手元にある。どうせならPVのDVDとかつけて欲しかったなあ。「lovebeat」のプロモは好き。
 砂原作品を聴いたことがない人にはお勧めできると思いますが。
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2007年02月16日

ブーツィーのベースサウンド

Tomotubby’s Travel Blog Parliament 「Chocolate City」など
 日頃から、ブーツィーのベースサウンドを不思議に思っていた。どんなエフェクターを使えば、あんな音が出るのだろう。上記の記事を読んで「ワウだけであの音が出るのかなあ」と思ってwikipediaを見てみた。
ブーツィーのベースサウンドは、ディストーションとオートワウ(エンヴェロープフィルター)を多用した、歯切れのよい、たたみかけるようなよくうねるベースである。
 やっぱりメインはワウなのか。僕は普通のベースとシンセベースをミックスしているのか、とか思ってたんだけど。ちなみに愛用のワウは「ミュートロンIII」らしい。
 で、このブーツィーの項が結構面白い。
しかし、LSD等の薬物使用のため、ブーツィーはステージ上にあってもたびたび幻覚をみるようになった。1971年のある日、自分のベースが蛇に見えたブーツィーは演奏を止めてステージから逃げ出してしまい、ジェームス・ブラウンに解雇された。
 というのも笑えるし、しかし強者のブーツィーも
Pファンクメンバーの薬物使用の激しさについていけず
 というから、当時のPファンク軍団というのは筋金入りのジャンキーばかりだったということだなあ。まあ、レコードのジャケット見ても明らかに異常だよね、あの人達は。
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2007年01月29日

トリップホップ史を知るために何を聴くか

Xen CutsLuck Be a Weirdo TonightLet Us Play!
 左側はニンジャチューンの歴史を追う形で構成された3枚組。3枚で3000円弱は廉いし、トリップホップの歴史≒ニンジャチューンの歴史みたいな所があるので、入門編としては妥当な線。
 ただ、正直言って今聴くと古い。特に3枚目はボーナスCDで未発表テイクとか中心なんだけど「まあ、この出来では未発表になるわな」てきな曲もいくつかあり、ちょっと貧弱。個人的な特筆事項はFinkによる「Ninjah」が収録されていること。これは日本人ニューウェーブユニット、フランク・チキンズの代表曲「ウィー・アー・ニンジャ」のリミックス。この曲の出来は結構良い。

 真ん中は個人的に大好きなフィラ・ブラジリア。ファンシーなジャケットだけどアレな内容。エレクトロとアナログの中間にあるような、例えるなら「木造テクノ」といった風情。僕が一番何度も聴いたトリップホップアルバムがこれだと思う。ただ今は高くなってしまってるようなので、あまりおすすめしません。中古で1000円くらいなら買い。テクノの旧盤なんて、基本的に1枚2000円も3000円も出して買う物ではないです。

 右はコールドカットの最高傑作でしょう。恐らく、トリップホップ市場最も売れた1枚だと思う。現時点で最も普通におすすめできる1枚。ジャケット(おもちゃ箱のデザイン)も面白くて、裏ジャケにはガンダムのパロディーがあったりするんだけど、内容もジャケット同様、ロック、ヒップホップ、テクノ、実験音楽をバラバラにして、積み木遊びのように自由に積み上げて作ったような色とりどりの音。「Timber」とか当時から今まで好き。

 今更トリップホップを聴く人も少ないと思うけど、一応メモ。

・参考:トリップ・ホップ - Wikipedia
 ここにはColdcutは入らないんだなあ。

<2/2追記>
 ごめんなさい。ニンジャのベストとしてはこっちの方が良いかも。こっちはシングルスらしいです。

Zen: A Retrospective
Zen: A Retrospective
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2007年01月22日

「中古盤がバカ高い新宿のあの店」

OVER SEAS COLLECTION
OVER SEAS COLLECTION

 別に買わなくても良いCDってのがあるわけで、これもその一種なんですが「Tighten Up」の12インチバージョンが入ってるということで僕は買いました。そしてその1曲だけ聴いてます。
 このCDのライナーノーツは結構笑えるんですよ。「大して価値もない中古レコードを法外な値段で売りつける店」ってのが出てきて「新宿のあの店」って書いてあるんだけど、これ、モロにABCだよね。
 今はどうか分からないけど、10年くらい前はYMOの通常版アルバムって1000円で買えたんですよ。その時期にABCでは同じ物が2万とか3万もして、随分驚いたものです。
 でもね、一応フォローしておくと、需要はあると思うんですよ。1000円で買えると言っても、やっぱり足を使って探さないといけない。どこにでもあるという物でもない、いざ買ってみると中身の状態が悪いって事もある。それなら2万3万払ってでも手っ取り早く状態の良い物が欲しい、っていう人もいるでしょう。
 まあ、僕は買わないけど。

<追記>
 と思ったら、どうもABCはネット通販に移行したらしい。
ABC Music Network
 ここには住所が明記されていないのでよく分からないけれど、どうも「あのABC」のようだ。在庫を検索してみると、「あのABC」とは思えないほど良心的だ。これなら買ってもいい。
 やはり中古屋というのは「情報を売る商売」だと思う。情報を阻む壁が無くなった途端、「暴利」はむさぼれなくなる。我々買う側からすれば良いことだけど、中古屋が利益を上げられなくなると言うことは「目利き」が減るということでもある。
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2007年01月12日

中途半端な時期、というか過渡期のテクノ名盤

Vintage R&S, Vol. 2
Vintage R&S, Vol. 2


 最近、車の中でこれを聴いているんですが、やっぱり古いんですよ。69とCJボランドはまだ聴けるんだけど、あとはひどい。ジャム&スプーンの「Stella」も定番過ぎてちょっとキツい。
 当時の、つまり過渡期のテクノの興奮を知るためにはコンピ盤「In Order To Dance」の「5」がおすすめです。2枚組なんで、1500円くらいまでなら結構お買い得だと思って見てみたら、今中古で800円台でした。
 テクノの歴史みたいなのを掘り下げたいと思っている若者にとっては、結構お買い得なんじゃないでしょうか。ちなみにこの中の「storm」っていう曲が確か当時、石野卓球のおすすめ曲だったんですよ。
 同シリーズの「6」はドラムンベースのコンピになっていますが、そっちはあまり良くないです。これ買うのならLTJブケムかロニサイズあたりを買った方が良いかと。

In Order to Dance, Vol. 5
In Order to Dance, Vol. 5


・参考:他人の不幸は蜜の味: テクノ名盤メモ
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