輝く1番目は「自動の電子レンジ」である。正式な呼び名は知らないが「スタート」ボタンを押すと、中に入ったものの温度をはかりながら自動で「適温に」温めます、というもの。
ああいうものを使って、食べ物が「適温に」温まった試しがない。中が凍っていたり冷たかったり、あるいは表面ばかり熱くて容器のプラスチックが変形していたり。
結局、今の技術では「適温に温める」なんてことはできないのである。できないのであれば、最初から黙っていればいい。
それを無理して「適温に温めます!」等と言うから、私が余計な癇癪を起こす。