2007年10月26日

「おすすめ記事」における最重要事項

 CDやDVDや本の「おすすめ記事」というのがブログには良くあるわけですが。
 僕はとても大事だと思う、というかこれが抜けている「おすすめ記事」には価値がないと思う、ひとつのポイント。

・それを「誰に」すすめるのか?

 これは僕自身の経験から言うのですが。僕はよく「お薦めのCDあったら貸してください」とか言われるんですが、その時に必ず聞き返す。
 「じゃあ、あなたはどういうのが好みなんですか?」と。

 これ聴くと相手は必ず黙るんですよ、不思議なことに。「いや、別に、なんでも」とか言う。それじゃあお薦めもヘチマもないわけです。
 相手の嗜好が分からなければ、何を薦めていいか分からないわけでしょう。例えば「このジャンルで、名盤とされているCD」を選ぶことはできる。でもそれが相手にとって「いい音楽」とは限らないわけですよ。
 「名盤として評価が安定しているもの」と「僕が好きなもの」とが違う、というのと同じですね。
 例えば僕は「ジャコパストリアスの肖像」は全く好きじゃなくて、ラ・ムーの「東京野蛮人」が大好きです。

 ブログにおけるおすすめ記事って「オレが薦めるんだから聴け!」って言うのが多くて、相手不在なんですよ。それって意味無いというか、誠意がないように思うのでした。


posted by LSTY | Comment(2) | TrackBack(1) | blog | このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
こんばんは。
>>僕はよく「お薦めのCDあったら貸してください」とか言われるんですが、
形は違いますが、自己紹介を求められているのでは?
Posted by てんてけ at 2007年10月26日 22:04
■てんてけさま
 そういう一面もあるのでしょうが、人間というのは多面的なので、どういう面から自己紹介したらいいのか、というのもあるわけです。
 普通の自己紹介であれば、場の雰囲気や、相手の年齢・性別・見た目とかであるていど「こういう事を話せばいい」というのが分かるのですが、音楽の趣味というのはかなり突っ込まないと分からないですから、こちらとしても困るのです。
Posted by LSTY at 2007年10月31日 16:22
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

個人的な音楽とのつきあい方
Excerpt: たとえばJジャズといったときに思い浮かべるのはマイルス・デイビスだとかジョン・コルトレーンだろうか、一般的には。はたまた名盤といったらビル・エバンスの『Waltz for Debby』だろうか。まぁ、..
Weblog: 我が名は十庵
Tracked: 2007-11-14 17:01
過去ログ