2007年10月21日 muteit 音楽 単純にシーケンサーやサンプラーが良くて、初音ミクが駄目って理屈は通らないと思う。理屈は通らないが、私自身は初音ミクが嫌いだ。
音声合成で歌を歌わせる、という考え方は嫌いではない、というか僕もかつてやっている。
多分、あえてそれをアニメ声でやったという部分、音声合成ソフトはそれこそ10年以上前から音楽向けにリリースされていると思うけれど、その本格的な製品第一号がアニメ声だったというのが気にくわないのだと思う。
しかしまあ理屈ではないのだ。僕は宅録が好きだけれどDTMが嫌いだ。「同じじゃねえか」と言えば同じなのです。しかしいかにもDTM的な音楽、GM音源的だったり、いかにも「一台のシンセサイザーで作りました」という感じの音楽が大嫌いだ。
しかし「一台のサンプラーで作りました」とか「一台のカシオトーンで作りました」という音楽はわりと好き。
ここはもう理屈ではない。聴けば分かるのです。かつて電気グルーヴのメンバーが言っていた「スーパーの店内でかかってる曲」と評した、ああいう音楽、カラオケのバックトラック、ああいうものが大嫌いだ。
これは理屈じゃない、と思う。分かる人には分かると思うし、分からない人には分からない。
言うなれば許容範囲の違いであるし、不寛容だといわれればそうだけど、寛容とは言い換えれば無節操ということではないのか。
ついでにいうけれど僕は「フュージョン」という音楽ジャンルが嫌いで、カシオペアやTスクエアなんていうバンドも嫌いです。ジャズもファンクもディスコもテクノも好きだけど、フュージョンは嫌い。フュージョン嫌いとDTM嫌いというのはカブるように思う。
で、なんとなく思うのが初音ミクにまつわる論争というのは、本質的には初音ミク云々の問題ではない。大きいのは「おたく対アンチおたく」だろうけれど「人力音楽VS機械音楽」だったり「バンドサウンド対DTM」だったり「DTM対DTMじゃない機械音楽」だったり、結構たくさんの種類の価値観のぶつかり合いの、言わば代理戦争みたいなものだろうと思う。
なのであえて好き嫌いの紐をほどいてあーだこうだ言うべきなのです。
僕は初音ミクを嫌いますが、ああいう技術が手近なものになった、という点では評価はしています。音楽家の創造力を高めるものかどうかについては疑わしいが、技術的には大きな進歩だと思う。
もっと落ち着いた女性の声や、細野さんのような渋い声のものがリリースされたら買うかも知れません。
「本格的な製品」というのがどういう意味合いでの言葉かは分からないのですが、VOCALOID という技術と「初音ミク」という製品を混同されていませんか?
VOCALOID は YAMAHA が開発した音声合成エンジンで
参考 > http://ja.wikipedia.org/wiki/VOCALOID
「初音ミク」はその新しいバージョンの VOCALOID2 を北海道にあるクリプトン社が利用し、声優の藤田咲さんの声で作った製品であって、それ以前の VOCALOID の製品は既に販売されていますし、同製品シリーズがあくまで、アニメの声優を使ったものなのであって、他の製品のサンプルボイスを聞いてみると、様々なバリエーションが既に用意されています。
ただ渋い声の男性、というとまだないようですが……
http://www.crypton.co.jp/mp/do/prod?id=29890
同じ VOCALOID2 で作られた製品だと、こちらなどがあります。
これすげぇ分かります。何がダメなのかは言葉にしにくいですが、何か型にハマっちゃってるっていうか、もうこれ以上進化しないような停滞感が苦しい感じです。そして飽きる。
初音ミクは音楽的にも技術的にも面白い試みだと思いますけど、現状それをワッショイしてる人は音楽的にというよりは、アニメ声・パッケージ絵みたいなヲタ的要素とか、話題性とか、JASRACに対抗できるとか、音楽そのものとは別の部分を称讃しているような感じがします。
純粋に音楽として初音ミクが好きなのであれば、初音ミク絵がGoogleの画像検索結果から見えなくなることはそんなに気になることじゃない(絵は音楽に関係ないし)と思うけど、実際あれだけ騒がれたということは、純粋に音楽として初音ミクが好きって人は実は少ないんじゃないかなぁと思います。
音楽の世界が広がるのは嬉しいことですが、複雑な気分です。自分の好きな音楽に、音楽じゃない不純物が入って来て、そいつらに侵されていくんじゃないか、と。
ああ、それは完全に混同していました。こんなに発売されているのですね。
教えて頂いた上記リンクのデモ曲も聞いたんですが、アタックが良くないですね。メリハリがない。
それでなんか思ったんですが、メリハリが出しにくいシステムで歌わせる場合、アニメ声の方が向いているのかも知れません。
アニメ絵が写真と比較して階調が極端なように、アニメ声も階調に乏しいために、機械で再現しやすいのか!というのが今日の僕の思いつきです。
(一応書いておくとアニメやアニメ声をバカにしているわけではありません)
参考になりました。コメントありがとうございました。
正直、僕はそこまでの嫌悪感は持っていないのですけど。「侵されていくんじゃないか」というようなことは思わないです。
例えば最近では、僕はアイドルグループ「パフューム」の曲なんかは良いと思うのですけど、web界隈での、おたくがパフュームを持ち上げているさまを見て「お前ら全然違うよ」とは思うんですよ。全く相容れない。でも「そういう評価の仕方はやめろ」という気はあまり無い。歓迎はしないし嫌うけど、無理にやめさせる気はないし、やめさせるのは実質的に不可能、という。
「お前らは間違ってるよ!」と思いながらも共存しなければいけないというか。
言葉にはしにくいんですけど、僕自信「人力派による不当なテクノ差別」にはちょっと参ってたりするので、なんでしょう、嫌う側の気持ちも嫌われる側の気持ちも、よく分かったりするのです。
知ってます。そこが、僕とえっけんさんの音楽趣味の埋められない溝だと思うのです。
ファンクでも僕はDigital Undergroundとかまったく興味ないし。
似ているようで違う、というか似ている故に余計、違いが目立つんだろうな、という気がします。
実際のところ、人間が弾いたギターと、打ち込んだギターの差を認識でいる人なんてあまりいない気がします。もっともFM音源は別として、PCM音源って人間が弾いたギターを録音したものなんですがね。高いワインしか飲まないよって言ってる人がいるのと同じで、打ち込みと生音が聞き分けられるって言ってる人の大半は見栄なのかと思ってます。DTMダメって言ってる人に限って、ループ音源は良いっていう矛盾したことを言うケースもかなり多いです。
初音ミクも同じで、ボーカロイド自体はサンプリングデータを増やせば増やす程、生声なのかボーかロイドなのかの区別は不可能になっていきます。それでも区別できると言う人は、残念ながらスピリチュアルな人です。
最後の段は少し同意できます。データ量が増えれば増えるほど、生音に近くなる、というのは分かります。
ただ、サンプリング音源と生で弾いた音というのは違います。単音だけ聞いたら違いがないのは分かりますが、あるフレーズを弾いた場合、サンプリング音源と生音では全く違うものだと思います。
例えばピアノやハープシコード、マリンバのような楽器であれば高度な再現はできると思いますが。
ヴォーカロイドとしての「進化」とは多分、声帯や口の物理演算みたいなものも入ってくると思いますよ。
後は室温とか流体とか、まぁ〜設定は楽にしてほしいですがw
色んなブログ見てきて分かったがよ。
ただ、なんでソフト音源が嫌いってことを
そこまで主張したがる人がいるのか。
線引きしないと生きていけない人が多いのかね。
YAMAHAのVA音源をここに応用したら面白いのかも知れないですね。
いろいろ考えてたんですけど、同じ生態を持った人間でも、細い声を出したり太い声を出したりしますね、ここら辺が演算処理で再現できたら面白いなあ、と思います。
それにはVA音源なのではないかと。あれは、FM音源以来の「画期的なシンセサイズシステム」だと思うのです。今のところ見事に失敗してますが。
>単音だけ聞いたら違いがないのは分かりますが、あるフレーズを弾いた場合、
>サンプリング音源と生音では全く違うものだと思います。
何が違うのでしょうか?
少なくてもMIDI楽器(例えばキーボード)の場合、人間に演奏できて、打ち込みで再現できない音楽はありません。この点は認識されてますよね?
そうしますと、あなたが言ってることは、人間がキーボードを演奏した場合に、表現できないようなフレーズが存在すると言っています。さて、それはなんでしょうか?
フレーズというのは、単音の「単純な加算」で再現できます。マルチトラックのレコーディングが自宅でできるならやってみてください。一音づつ録音してまとめると、普通のフレーズになると思います。ならなかったら、それこそがズバリ答えです。なるかならないかは、私にはわかりません。
もう少し補足します。音というのは振動のことで、例えばギターなら、弦に初期条件を与えて振動させているだけです(途中で何もしなければ)。つまり、MIDI楽器で任意の初期条件が再現できれば、ギターで出せる任意の音が再現できます。幸か不幸か、初期条件のパターンがほとんどないんですよね。例えば、ピアノを思い出してください。ハンマーの速度と、接触時間だけです。ギターのピッキングでもいいですが。これを量子化して録音してるのがPCMです。物理学的な観点では、MIDIと生演奏に違いを与えるのは難しいのです。
MIDIがパーフェクトだとは言いませんが、生演奏との違いを認識できる人は地球上にいない可能性があります。私はDTMと生演奏の差異を根拠に、何かを語るのは間違っていると思うので、指摘させてもらいました。
>何が違うのでしょうか?
これはそれこそ加音とか残響、共鳴であったり、音の強弱による音色の違い、拍のずれのことを言っています。なので、tさんの言う通り、確かに、できる、といえばできると思います。
すべての音の可能性を想定した上でサンプリング音声を揃え、ミリ秒単位でプログラミングすれば「生演奏をほぼ完璧に再現すること」は「できること」だとは思います。
しかし「できること」と「現状」とのギャップが多すぎて、「できるんだからDTMと生演奏に差異はない」とか「差異を根拠に、何かを語るのは間違っている」というのは暴論ではないでしょうか?
で、僕自身はプログラミングで作った音楽自体は嫌いではありませんし、打ち込みを生演奏の回に置いていないです。
嫌いなのは「いかにもDTM的な」音楽で、例えばGM音源ありきの音楽とか。「DTM的」というのが感覚的なものですが。
しかしよく考えてみれば、僕が聴いたことないだけでDTMにも素晴らしい作品があるのかも知れないです。むしろ、DTMって手軽すぎて粗製濫造されている、そういう中で優れた作品が埋もれてしまっている、という事の方が問題なのかも知れないなあ、と今思いました。web上で公開されているDTMで、本気で良いと思えるものに出会った事がないです。
なのでtさんが「これはすごい」と思ったものがあれば、是非教えてもらいたいと思います。
音楽って娯楽でしょう?
評価を下すのはその音楽を聴く本人の好みであって、他人が「あれは俺の好みじゃないから聞くな」とか言えるものじゃないですよね。
アニソン風だと下等でジャズだと上等ですか?違うでしょう?皆横一線ですよ。
コンビニで流れてた名前も知らない曲を気に入って、調べてみたらアニソンだったなら嫌いになりますか?
音楽の勉強とか全くしていない者だからこそ言わせていただきますが、ジャンルがどうだとか考えずに、純粋に音楽楽しんでみませんか?
レコードの方がCDより音がいいとか
LDの方がDVDより良いとか
変わり目にはよく出ますよね。
そして駆逐されてしまうと。
お気持ちはわかりますがこういう話がでると
大体新技術が勝ってしまうんですよねえ・・・
そして懐古主義とよばれてしまうと。
スーパーの音が主流になるのでしょうか?
書いてないこと読み取りすぎ。
メディアの変化と楽器の変化というのは、基本的に次元が違う話だと思いますが。
なので、
>大体新技術が勝ってしまうんですよねえ・・・
も全く的はずれだと思います。残念ですが。
ちなみに私は記事で「ああいう技術が手近なものになった、という点では評価はしています。」と書いてるんですが、お目にとまりませんでしたか?
プログラミングされた(する)音楽が、生演奏の再現や生演奏以上の高度な演奏(なんやそれ?)を
狙っているなら、これほどつまらないことはないと思います。
さらに言いますと、最高の機材を使って緻密なMIDIプログラミングをしても、生演奏のあらゆる意味での
滑らかさは再現不可能だと思います。ただ、それが面白いのかそうでないかは、アイデア次第である
というのは、数々の楽曲で(歴史とでもいいましょうか?)証明していますし、これからもそうでしょう。
音楽制作ツールは、(時に)真面目で気まぐれで天の邪鬼な人間の欲望にいかに応えるツールであるかが
ポイントで、それがソフトかハードか、分解能が高いか低いか、テープかデジタルか、ヴォーカロイドか
生声か等々、選択できる自由度が高まっていくことは、素直に良いことだと思います。
最後に。
なにがつまらないかって、識別作業ほどつまらないものはないと思います。ゲホゲホ
失礼いたしました。
ただ、最近、初音ミクの歌をろくに聴きもせずに「声優だから嫌い」「パッケージがアキバ系だから嫌い」とか、聞いても「アニメ声だから嫌い」「アニソンっぽいからダメ」とか言う人が多く、辟易していたところだったので暴走してしまったようです。
一個人の感覚としては、「好きな歌手」が馬鹿にされたり理不尽に嫌われたりしたらやっぱり悔しいです。それだけ解ってください。
・・・[初音ミク]・・・
声が出るから好きという事は分かります・・・
初音ミク使用者に質問する!!
・・・貴方達は音楽が好きなのか、それとも初音ミクというキャラクターが好きなのか!?
音の世界に必要なのは、心さ・・・
随分以前に「打ち込み技術が最も進んでいる音楽ジャンルは演歌だ」と聞いたことがあるのですが、しかし演歌のバックトラックが電子音楽好きから注目されないのは、つまりなんというかそういう事なのだろうと思います。
生音に近づける、というのは「高い技術」であっても「優れた表現」ではないように思います。
心情としては分かりますが、個人的には好きな歌手について他人が「声が嫌い」と言っていても、噛み付く気にはなりません。音楽の好き嫌いなんてそれこそ人に押しつけられるものではないですから。
初音ミクについては、あの声に対して「初音ミク」という名前を与え、キャラクター性を持たせたのが問題だったのだろうと思います。商業的には成功だったけれど、一方で嫌われる要素にもなってしまった。
名前が付いていなかったら、ソフトウェア自体に対する攻撃はあまり無かったのではないかと思います。
上の返信にも書きましたが、初音ミクはその名前とキャラクター性によって難を受けているのかなあ、という気もします。
で、僕自身は機械音楽が好きなので、機械が演奏してるから心がない、というのは違うと思っています。一方では人力音楽も好きなので、人力か機械どちらか一方しか聞かない、というのはもったいないと思います。
そうなんです。言葉にして説明しろ、といわれると非常に難しいのです。
例えば一時期よく出ていたエイベックスのレイブものは嫌いだけれど、ロッテルダムレコードは好き、とか。
音の手触り感(テクスチャ)というものかも知れません。発音部と録音部が直接ラインでつながれているものが嫌いで、その間に空気がある感じ、というか。これって打ち込み技術というよりも音響のセンスの問題だと思いますが。
機械音楽に心はないとか、そう言っている訳じゃないんです。
私自身も、機械音楽は好きだし、機械音楽自体を否定しているつもりじゃないんです。
ただ、初音ミクに関しては、純粋に音楽が好きで使用している人が少ないように思えます。
私は・・・現代の機械の技術が怖いのさ・・・
>初音ミクに関しては、純粋に音楽が好きで使用している人が少ないように思えます。
感覚としては分かります。アニメ好きとか打ち込み好きとか。「打ち込み好き=音楽好き」とは言えない部分がありますね。「音楽好き」という言葉自体、主観的なものですが。
それ、順番が違うと思うんです
最初から音楽好きで音楽始める人間がどんだけいんのかって話で
音楽、絵、スポーツ
どんなことでも、普通はみんな、まずやってみてから目覚めて浸かっていくのでは?(もちろん目覚めない人も多く含)
プロでも、ギターやバンド始めた動機は「モテたかったから」て人もたくさんいるし
初音ミクのキャラが可愛いからって入った人間は、この先音楽好きになるわけがないっ、て決めてかかるのはいかがなものかと
そもそもこのソフト、ターゲットは新規のオタク層なのは目に見えてるわけで、決してヘビーユーザメインではないです(使い込めばかなり踏み込めるけど、とにかくとっつきやすい)
実際既存ユーザ以外に売れて利益もあがってて
キャラつけてアニメ声ってのが確かにスマッシュヒットの要因だし、そういう意味で音楽好きではない人も買ったとは思いますが、でも、これで初めて音楽制作に触れた人間が増えたってのも事実なんだし
音楽がそんなに好きではなくても、これを機会に音楽好きになる人は必ずいるんで(バンドブームの頃だって、かなりの人間は、なんとなくかっこよくみえただけって人多かった)
でもそこから
「初音ミク、楽しいかい? 可愛いかい? よろしい、もっと楽しくしてあげよう」と、本格的な音楽(バンドマンならバンド、DTM遣いならMIDI、生演奏好きなら、生楽器)に引きずり込むほうが、好感もてます
それに、親がなんちゃってライトユーザでも、その子供は確実に音楽制作への距離が縮まるわけだし
(僕らの子供の頃、音楽制作なんて、触れたこともないからやる動機もなかった)
そもそも、文化として定着するってのは、ライトもコアも内包してからが本物だと思います
野球なんか、わかりやすいかも
居酒屋で監督の采配についてあーだこーだいってる競技経験ないおっちゃんたちも、野球ファンであり、その息子は競技やるかもで
実際そういう「はしっこ」のファン層が大きいから、野球は既に文化として隆盛してるんで
なんか、初音ミク否定派って、「俺らは音楽好き」
「お前はただのオタクだ」「お前さんは音楽が好きなんじゃない、ミクが好きなだけだ」て論調があって好きになれないですよね……
事実そうなんだけど、「事実を言うな、事実を」というか、だからといって裾野が広がるのになんか問題あるのか?と思うし
初音ミクで音楽始めた人がいたって、別にこまんないはずなのに、あえて積極的に否定する動機って、邪推すると「俺たち」の好きな「音楽」にオタク層が加わるってことに拒否感があんのかなぁ、とか
まぁ、確かにオタクって聞こえは確かに悪いですが
「音楽やってる」のが「カッコイイ」少なくともマイナスイメージがなかったとこに「音楽? オタク?」とひとくくりにされる可能性がでてきたのがいやなんかとか
いろいろ理屈こねまわしてても、本音はそういう嫌悪感でいってるふうに聞こえるんだけど、そんな新規層を、思いがけず音楽の世界にひきずり込むのが、古参のつとめというか
CG、絵画とかの世界だと、もともと「そういう風味」は初期の頃からあったので、新規のオタク層の取り込みに拒否反応は少なかったです
CGか生絵か、という議論とかもあったし、DTMか生か、という議論にもかなり繋がるけど、あっちの世界ではお互い否定しあうよりも、取り込み合う雰囲気が強いです
少なくとも、ただ嫌悪感だけからの否定は、高いとこから見下ろしてるふうで、誰も幸せにならないと思いますし、今後の幸せの可能性もつみ取る結果になると思います
もっと気楽に楽しみましょうよ
音楽なんて、そんなたいそうなものじゃないし、たいそうなものにしてもいけない
初音ミク、だらだら歌わせるぶんには、お手軽で楽しいソフトですよ
これで曲歌わせてみて、最終的にボーカルを誰かに頼めばいいし、そんなツテのない人にとっては、VOCALOID全般、ずいぶん助かります
こんにちは。
さて、なぜみんながみんなこの文章の
>私自身は初音ミクが嫌いだ。
と言う部分だけにしか反応しないのかがよく分かりません。
あの…… 文章読んでます?
そこに突っ込んだんだけなら、あんな長文にゃなんねぇと思いますが?
>打ち込み好き=音楽好き」とは言えない部分がありますね。「音楽好き」という言葉自体、主観的なものですが。
>初音ミクについては、あの声に対して「初音ミク」という名前を与え、キャラクター性を持たせたのが問題だったのだろうと思います。
>でも「そういう評価の仕方はやめろ」という気はあまり無い。歓迎はしないし嫌うけど、
このへんに突っ込んだつもりなんですが、伝わりませんか?
ついでに言えば、
>ああいう技術が手近なものになった、という点では評価はしています
といってるわりには、それはソフトとしての評価に終始してて、むしろミクのキャラ性については否定してますよね?
僕は、むしろこのキャラ性によって間口が広がったことを、なんでもっとスナオに評価しないの? ということを書いてますが
CGの例でも書いたけど、新規の異質ユーザーが増えるの、なんで嫌うん?
長いことアブラエやってる人が萌えCGから新しいものを感じ取ったりしてんのに、
何でこと音楽やってる人って、線引きしたがるのか
音楽だけは特別だ、とは思ってないつもりなんでしょうが、自覚がないだけでプンプン臭ってきますよ?
なんで音楽だけが特別みたいなことを言い出すのかわかかんねぇし、オタク層と古参には違いがあるだとか、代理戦争だとか
もう、何いってんの? てな感想です
ムツの尾なの小さいユーザー層ですよね
しかし、異質なユーザーを叩いてると、そのうちそれがメインストリームになって、見向きもされなくなりますよ?
年食ってから「あいつらがいまやってんのは円楽スクじゃない」とか言い続けるのって、すげぇ痛いと思いますが
オタクと一緒くたにされない僕らのカコイイオンガクのほうが音楽だ
てあたりに反論もないようですし、まぁ、二度と来るひとないし
ぐるぐる回ってればいいんじゃないでしょうか?
そのうちみんなからほっといてもらえるから、ぐるぐるやんのにゃ快適になるかもです
とにかく怒りとイライラをぶつけたいのなら、自分でブログを作ってはどうでしょうか?としか言えません。
僕はこの記事で「自分の好き嫌い」を表明しただけで、好き嫌いというのは人にどうこう言われようがたぶんすぐには変わりません。
間口や市場が広がることと好き嫌いというのは全く別物ですし、人が何から学ぼうとするのかって言うのもひどく主観的な物です。
申し訳ないけれど、あなたの感情のメチャぶつけに付き合う気も暇もないので、もう返事は書かないかも知れません。
あしからず。
感情のメチャぶつけね……
「嫌いな理由って、オタクと同一視されるから」でない?
という痛いとこはスルーで、自分でブログ作れ、ですか
わたしゃそれなりにロジックつくって反論してんですけど、それも読みたくないならご勝手に^^
耳にいたい意見はスルーなら、それこそブログなんてつくんないほうがいいですよ
日記か、チラシの裏にでみ書いてれば?
てな話で
しかし、某動画サイトが「初音ミク」関係ばっかりで何だかつまらなくなっているような気がします。
私は絵描きなのですが、絵を描く動画まで「初音ミク」ばっかりです。もっといろいろな絵を見て参考にしたいのに。そしてお料理のサイトにまで「初音ミク」って…。右も左も「初音ミク」じゃ面白みがないです。皆やることは同じような感じ。いいかげん飽きてきます。
アニメ声は別にどうだっていいんです。優秀なのはあの女の子じゃなくて、その歌を打ち込めるソフトでしょう…と突っ込みたいです。
非常によくわかります。仕組みとしてはたぶん良いし、もっと進化して欲しい。
しかし、なんというかオタクというのは「世界征服」を狙いたがるものなんでしょうかね。すべて初音ミク一色にしてしまえ、という人がいますね、あれは頂けない。
懐が狭いというか世界が狭いというか。
ただ、ボーカロイドの仕組み自体、まだまだ過渡期ですね。触ったことはないんですが、ベロシティーの考え方が無いか、あってもまだまだなかんじです。
初音ミクを使って、曲を作る人が
[初音ミク]というキャラクターとアニメ声に反応した
[対して音楽好きでないオタク]が多い(そうでない人もいるでしょうけど)
と思えるので、まぁ、音楽の[視野]は広まるでしょうけど、
対して音楽好きではない人が初音ミクを使って曲を作って、
才能がどうのこうの言っているのを見るのは目障りだ。
というか、音楽が対して好きでない人に良い曲なんて作れませんわ。
[視野]が広がったところで、深みは理解出来るかな?
ここで言う[オタク]とは音楽とは無縁の[未熟者]の事だ。
ちなみに同一視されたくはないね。(-_-)
[キャラ性で広まった]って、キャラに魅せられた奴も、
音楽で魅せようとしない奴も、
[興味が無い]というより[不快]だね。
[音楽]について語ってほしくない訳である。(-_-)
ていうかキャラは[おまけ]でしょう?(・_・)
[本質]はどうした[本質]は。(-_-)
[音楽やっている=カッコいい]
↑意味分かりませんわ。
[音楽はたいそうなものじゃない]って
なんかあなた気に入らない。
初音ミクをいわゆる[オタク]が使うのは困らないけど、
未熟者が駄作を連発した挙げ句、音楽家気取るのは
音楽家に対する[侮辱行為]だわ。
初音ミクを語っているのがあなたみたいな奴だとすると
ますます不快だわ。
[LSTY]さんも大変だ・・・(-_-)
で、あなた[オタク]を語っているみたいだけれど
音楽語るんじゃないよ。
×[対して]
○[大して]
私の文、訂正します。ごめんなさい。
音楽は特別だ。愚か者め。
何で[音楽好きになったキッカケ]に初音ミクが出てくる訳?
ていうか、何で[機械]からなの?(・_・)
機械いじって初音ミクに歌を歌わせたいだけでしょう。(-_-)
音楽好きとは別物だよ。
結論から言うと、[キャラが可愛くて入った人は
この先音楽好きには]なりませんわ。
[萌えCGから新しいものを感じ取る]?
笑わせるなオタクめ。
[オタク]じゃなく[半端者]が邪魔だ。
単なる趣味感覚でしか使っていない奴があーだこーだ言うのは
[不快]だな。
あれか、オタクか、[コレ]が。(失笑)
[コレ]っていうか、[こいつ]っていうか。
恥さらしめ。(-_-)
個人的にはですね、人を攻撃することに意味はないというか、何も生まないようには思います。
・自分はAという物が好きだ
・他人がAという物を非難している
・その他人を攻撃する
という流れっていうのが確実にあって、つまりその「他人を攻撃する」ことが、自分のAに対する愛情の表れだ、と勘違いしている人というのは結構多いものです。
そうじゃないと思うんですけどね。
・・私は[雨]が気に入らなかったんだもん・・・(-_-)