2007年10月22日

現状のネットユーザはwebの進化を歓迎しないのではないかという妄想

 ふと思った。
 webが進化する、あるいはインターフェイスが進化するというのはどういうものなのか、具体的には創造しにくい。
 10年後、自分がどういう風にwebと接しているのか、ということを考えると、よく分からない。
 しかし、なんとなく、漠然と思うのは、webが一般社会にもっと浸透し、それこそブラウザなんて要らないくらいに生活にとけ込んできた時、「リアルでは大して人気もないのに、web上では名前が売れているような人」なんていうのは居なくなるのではないか。
 リアルで人気のある人がwebでも人気者になる、というのが、究極のweb社会なんじゃないかという。逆もあろうとは思う。webで得た人気が実社会に及ぶ。それもあるだろうけど、多分、そっちのケースは稀だろう。
 webやらネットワークが究極まで進化すれば、リアルとバーチャルの敷居が無くなる、というのは当たり前のようだけれど、しかしなんとなく思ったのは、現状のネットユーザの多くは、それを望んではいないのではないのかということであって、こういう話は漠然としすぎているし妄想のようだけれど、なんとなくそんなことを思ったのです。
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