そういえばこの番組は、僕が初めていとうせいこうを知った番組であり、僕が初めて「サブカルチャー的なもの」に触れた番組でもあったように思う。
サブカルチャー的なもの、と書いたけれど、番組の内容については全く覚えていなくて、ただそういうモヤモヤとした概念的な思い出が頭の中にあるに過ぎない。
土曜倶楽部についてはweb上にもあまり情報がないのだけれど、この記事のコメント欄で、オープニング曲はPSY・Sが作ってると知った。そういえばPSY・Sっぽい曲だ。
さらにここで曲名も分かった。
今の20代の人にはPSY・Sって言っても通じないのだろうなあ。読み方は「サイズ」です。サイコとかサイキックのPSY(サイ)。
PSY・Sのサウンドというのは僕にとって、1990年前後の象徴だ。当時、NHKの音楽番組のエンディングが「薔薇とノンフィクション」で。
デジタルシンセサイザーのキラキラした音、高音が強調されすぎて歌詞の「サ行」の音がかすれる感じ。
あの「かすれるサ行」を聴きながら僕は「これがデジタルの音なのか」と妙に感心したものだ。
you you you and I
you you I need you♪
私は「YOU」をぼんやり観ていた記憶があります。 LSTYさんと同じく、内容は覚えてませんけど。
http://prof.suemeweb.com/log/eid605.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/YOU_(%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E7%95%AA%E7%B5%84)
でわでわ。
僕はそれ、見てませんでした。見てたら、糸井重里が好きになったりしていたのかも知れません。
PSY・Sは今月、初期のアルバム5枚が紙ジャケCDで再発されます。LP盤で持っていたやつを買い直そうかな、と思っています。
(LPで聴くPSY・Sも、なかなかいいんですけどね)