確か小学生の時、ある女の子が文集に「学年が上がって、知っていることが多くなると、怖いことが増える」と書いた。
で、当時の教師は、彼女を問いつめたわけだ「怖いことが増えることはないよ」ってなことだった。
こういうのっていうのは、鈍感な大人特有の考え方ですね。「知識が増えれば、恐怖が減る」というのは、短絡的な考え方です。
知を得る、というのには段落がある。
事実を知り、それへの対処法を知る。
前者が恐怖を知る段階であり、後者がそれを解決する段階だ。
小学生だった彼女は、その自覚があったかは知らんが、その感想はまったく的確なものだった。それを問いつめた教師は、なんというか愚の骨頂といいますか、教師の資格無しです。勉強も想像もしていない。大人と子供とは違う。
しかし大人になった僕が、子供の心をシミュレートするのはとても難しい。教育というのは、システムからちゃんと見直すべきなんじゃないかと思った。
これは蛇足だろうけど、脳みその働きがちゃんと解明されないのであれば、教育を科学するのは無理でしょう、経験、つまりデータベース化で対処するしかないのじゃないか。
すごい少女がいたもんだ。
してからに、またそういう話をよく憶えているLSTYさんも妙ですよ。
わからんて!
どういうわけだか、当時教師に持った違和感というのはよく覚えているのですよ。
教師もひとりの人間で、生徒から学ぶために教師になったんだな。。。
カンペキのペキの下側が「土」だってなものですね。
「あってるのに…」byいとうせいこう
案外無神経な大人に育ったので、心配することなかったんですけどね。
危険を知るのにも、危険に対処するのにも知識が必要ですね。
■みなとさま
>大人になると神経も発達するので、注射をもっと痛く感じるようになるのではないか
これは独特で面白い感覚ですね。
>先生は、大人になれば我慢する神経も発達するから、大丈夫って言ってた
子供を馬鹿にしきった言い草ですね。
しかし実際の所はどうなんだろう、子供の頃から注射が「痛かった」ことなんてないような気がします。ただ「怖かった」だけで。