2007年08月22日

奈良で見かけた手話なギャル

 突然思い出した。
 先日奈良に行って見かけた光景。
 猿沢の池のほとりで、道べたに座っているギャルを見かけた。
 いかにも、なギャル。
 僕は普通のおじさん同様、ギャルには一定の偏見を持っているわけだ。
 しかし見ると彼女は一人ではない。彼女の目の前には、少し年下の男の子がいる。弟だろうか。
 彼に対して、彼女は手でいろいろな仕草を見せている。

 手話だ。

 ギャルと手話、この二つにつながりを感じなかった僕は、なんとなくそれを「いい話だなあ」と思った。しかし、「いい話だ」と思うことこそ、僕の偏見のなせる業なのだ。
 うーん、どうなんだろう。
 とか思ってしばらくして気がついた。あれ、彼女の手の動きは、手話にしてはずいぶん単純で、何かを伝えるような感じではなかった。
 あ、あれは手話なんかではなく、「パラパラの練習」だったのか、と。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
過去ログ