2007年02月14日

著作権ビジネスの勝者はiTMSになるのではないか?

・僕は、21世紀前半の著作権ビジネスの要は「集金システム」だと思うのです。20世紀にできあがった集金システムは、もうすでに崩壊している。これだけの情報化社会において、それはもう機能しないでしょう。

・で、個人的に思うのは「お金を払っても良いから、著作物を使わせてくれ」ということ。
・みなさん、JASRACにお金を払おうと思ったことがありますか?お金を払って音楽なり歌詞なりをアップロードしてみたいとか。これ、僕は一度やろうかと思ったんですが、実にややこしい。入力項目のあまりの多さに呆れて、断念しました。
・つまり今の集金システムの最大の問題点は「払いたい人間にとってもめんどくさい」もっと言えば「払いたくても払えない(払いにくい)」ってことだ、と個人的には思うのです。
・さらに感情的にもweb住人の多くはJASRACに反感を覚えてるんで、そこに個人情報なんて送信したくないですよ。僕もやだ。

・じゃあ何が必要になるのかっていうと「支払窓口」です。JASRACに替わって著作物使用料を徴収する、「オープンで、嫌われてない会社」
・そこで思いついたのがアマゾンとiTuneミュージックストアです。個人的にはアマゾンが贔屓なんですが、消費者からの料金徴収窓口ということで考えると、iTMSが優位かなあ、と思います。
・音楽・映画の販売、アフィリエイト、さらに著作物のweb上への掲出斡旋と使用料徴収。ここらへんをセットに出来たら、アップルは強いですよねえ。
・僕はアップルって好きじゃあないんですが、そういう新しい仕組みが生まれることは喜ばしい。そういう意味では頑張って欲しいものです。
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