・解析ツールを使って、データを表形式で出力する。
・エクセル上のデータを自動処理するマクロを組む。
・複雑で工数もかかる業務をスケジュールに落とす。
・既存の業務を整理する。
どんな仕事であれ、ちょっと複雑だと思ったら「紙に書き出す」ことだ。
若い子がたまに「この仕事はどうすれば良いんでしょうか」なんて聴きに来るわけです。僕は良く「紙に書いて整理しろ」と言う。でも、彼らは絶対に紙とペンを用意しないのです。「いや、こうこうこういう事なですけど」と口で説明を始める。僕は無視して「いいから紙を持ってきて、自分なりに整理しろ」と言う。
なんなんでしょうかね。紙に書き出すこと=バカがやることだと思っているのかも知れない。頭の中でやっちゃうのがスマートで格好いいと思ってるんじゃないか。でも、難しい仕事に臨んだ時は一旦バカになって、下手でもいいから絵を描いてみることです。絵にした時点で見えてくる問題・矛盾・漏れなんていうのがいくつもある。
よく、エクセルでグラフを描かせた時に縦横軸の取り方が分からない人がいる。円グラフ・棒グラフの使い方の分からない人がいる。あれは結局、視覚と思考の連携が下手だということであって、先天的な物もあるかも知れないけど、普段から絵を描いて考える習慣を付けていれば、少しは良くなるんじゃないかと思う。
紙とペンの代わりに「レンズマンのレンズ」ぐらいのかっこいいものを用意してあげればいいのですよ。