2006年12月25日

水木しげるブーム(積読記)

books200612
 先週末買った本。角川文庫から水木しげる関係がたくさん出ていたので買っておく。「墓場鬼太郎」には鬼太郎と目玉の親父誕生秘話が載っているんだけど、これ、2回載っていてそれぞれ微妙に内容が違うのです。全然辻褄が合わない。こういうのが貸本漫画的だなあ、と思う。
 でも絵柄なんかすごく魅力的です。不自然なコマ割り、漫画の絵柄が急に劇画になったり、洗練とはかけ離れた感じ。
 鬼太郎の下宿「ねこや」の描写が素晴らしくて「つげっぽいな」と思ったら、そういえばつげ義春は一時期、水木しげるのアシスタントをやっていたのだった。しかし恐らく「ねこや」登場の回はつげ加入前。つげ義春は、ああいう緻密な建築描写を水木しげるに学んだのか、などと思う。

 「放射線と健康」は掘り出し物だった。以前、放射線による健康被害についてネットで調べようとしたんだけどなかなか情報が見つからなかった。で、そこら辺を調べようとすると何千円もする専門書を買わないといけないというので、あきらめていたのです。この本にはチェルノブイリはもちろん、何種類もの事例が紹介されていて興味深い。なかでも80年代のブラジルで起こった事故は結構衝撃だった。

 あと、ここには映ってませんが小泉武夫の「不味い!」も購入。旅館の食事に関する記述など、同意する部分が多い。
 全国どの旅館に行っても、刺身といえば必ず鮪が付いてくる。その土地でどんな魚がおいしいか、なんてこと関係なく「鮪・いか・甘海老」をとりあえず定番として並べるような、ああいう感覚が僕には信じられない。


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