2006年10月14日

江戸期の風俗(特に食)に関する資料

 先日、今川焼の発祥に興味を持って、これは恐らく「守貞漫稿」に記述があるんじゃないかと思ったわけです。で、とりあえず「江戸あきない図譜」をめくってみた。これは守貞漫稿の抄録のような物。でも、どうも菓子に関する記述というのはあまりなくて、これは守貞漫稿にはないかも知れないな、と感じたのです。
 じゃあ、なんだろうと思って調べてみるうちに見付けたのが「本朝食鑑」。江戸期の、食に関する百科事典。どうもこの本はすごいっぽい。欲しいなあ、と思うんだけど全部揃えようとすると1万数千円必要になるわけです。とりあえず図書館で見るかな。

↓僕はこの人、悪文書きだと思う。まとめ方も下手だと感じるけど、手軽な資料としては有用。「守貞漫稿」の抄録なので、当然、図版多数。遊郭等についてまとめた「江戸いろざと図譜」もあり。
江戸あきない図譜
江戸あきない図譜


↓江戸期のトリビア集。各章のタイトルが俗っぽくて嫌いだけど、内容は良い。
大江戸浮世事情
大江戸浮世事情


↓買えない値段ではないな。
本朝食鑑 1 (1)
本朝食鑑 1 (1)


・参考:史料リスト・江戸時代−辞書−(現在刊行されている書名も併記されていて非常に有用)
・参考:調べものに役立つ資料案内(「団子」を例にとって各資料を解説)


posted by LSTY | Comment(4) | TrackBack(0) | 食べ物 | このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
江戸時代の食と聞いて思い出すのが鬼平犯科帳です。食べ物がとても美味しそうに書かれていて、空腹時にはとても読めません。
食に限らず江戸時代というのは考えているよりずっと豊かで、調べてみるととても面白いですよね。鎖国によって抑えられたエネルギーが全て文化に注がれているという感じがします。
Posted by hanzo22 at 2006年10月14日 12:25
以前、江戸時代の食について調べるとき、『嬉遊笑覧』を参考にしていました。岩波文庫でも出ているので、比較的使いやすいと思います。ご参考まで。
Posted by ゆみぞう at 2006年10月16日 20:29
■hanzo22さま
 禁止と快楽というのは密接につながっていて、禁止されている物が多くて選択肢が少ない社会の方が、快楽を得やすいのではないかと思います。そういう考え方自体が貧乏くさいのかも知れませんが。
Posted by LSTY at 2006年10月17日 08:48
■ゆみぞうさん
 ご紹介ありがとうございます。文庫で出てるんですか。機会があったら買っておきます。
Posted by LSTY at 2006年10月17日 08:50
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