だから、掲示板文化に慣れ親しんだ人が、いきなりblogに移行した場合、そこで思いっきり浮いてしまったり、なんていうことが起こる。
コミュニケーション能力というのは「いかに有用な情報を提供できるか」ではなくて、「相手が反応しやすい情報を提供する」ということだ。
掲示板では、情報は一方通行になりがちだが、blog→SNSになるにしたがって、双方向性が重要視される。そこでは情報の有用さよりも「敷居の低さ」が重視される。
だからむしろ、そこにある情報の有用性ということで言えば、掲示板>blog>SNSなのかもしれない。
しかしもちろん、掲示板文化に親しみながら、自分から与えられる有用な情報を持っていない人もいる。ROMなりDOMがこれにあたると思うけれど、そういう人というのは実はSNS向きなんだろうと思う。しかしコミュニケーション能力の鍛練を行っていないから、結局どこにも行けない。
掲示板文化にどっぷりとはまりながら、しかし掲示板において評価されない人、これはblog・SNSでもそうだけれど、そういう人は自分の身の振り方を考えた方が良い。
以上「コミュニケーション能力」と「情報の有用性」は相反する物なのではないかと思ったメモ。
どこまでを「個人サイトの掲示板」と言うのか分かりませんが、「主に管理人とのコミュニケーションを目的とした掲示板」は対象外でしょうね。
受け皿を作るか、自分を変えるかだが・・・