2006年08月30日

システム構築者=システム運営者という呪縛

 僕はシステムエンジニアではないけれど、それまがいのこと、というかSEの真似事のオママゴト、のような仕事をする事もある。
 やればやるほど感じるのが「システム担当とユーザの断絶」である。

 もっとも日常的にぶつかるのが、ユーザの「システム構築者=運営者」という思い込みである。システム担当者が、業務効率化のためのインフラを提供する。もちろん、日常的なメンテナンスは簡便に行える。システムを実際に使う部署のしかるべき人間に、メンテナンス方法を教えておく。

 しかし、ライトユーザであるほど、何かというと「そのシステムを作った人」に電話をしてくる。それは僕の仕事じゃないですよ、と話すと「対応が悪い」と思われ、時には、というか度々逆ギレされる。でもそんな問い合わせに応えていたら、忙殺されるだけだ。

 中には、システムを作った人間にしか出来ないようなメンテナンスもある。じゃあそれも、システムを使う部署でいじれるようにしましょうか、なんて事を考える。新しい管理画面を作って、簡単にメンテナンスできるようにしておく。
 これは「改善」だ。
 それで僕は嬉々として言う。「こういう画面を作ったんで、そっちで簡単にメンテできますよ!」と。
 するとこう言われるのだ。「そうやって全部こっちに仕事を振るのか」と。

 こうなると、仕事をすればするほど嫌われるのか、などと思う。

 最も「大人な対応」ってどんな物だろう。


posted by LSTY | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
ユーザーから保守料金を徴収して、それを原資に保守ベンダーをやとうってのはどうです?
Posted by 赤枕十庵 at 2006年08月30日 19:26
■十庵さん
 「保守」なんてものに金を払うという高い意識を持ったユーザなら苦労しないのです(笑)
Posted by LSTY at 2006年08月30日 19:49
料金をとっても、「ついで」「ついで」で膨らむのが保守なんですよね…(涙)
Posted by Lefty at 2006年08月31日 09:27
■Leftyさん
 これ、矛盾というかジレンマというかそういう物なんですけど、ユーザにとってシステムは「動いて当然の物」なんですよ。だから、保守なんていう物に重点を置かない。でも「動いて当然」だからこそ、保守が重要なんですよね。
 こういうのって全然理解してもらえない部分ですよね。
Posted by LSTY at 2006年08月31日 19:13
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