2006年08月12日

動植物名のカタカナ表記とか

2006/8/10|readymade by いとうせいこう
 「ゴマダラカミキリ」という言葉が出てきて、そう言えば「オオゴマダラ」という蝶もいるけど「ゴマダラ」って何なんだろうと思った。

 動植物名を表記する時にカタカナを使いましょう、というルールは「名前の意味」の理解を妨げている。僕の持論としてはひらがなではなくてカタカナで表記するというのが特に良くない。カタカナにする事で「日本語ではない=日本語としての意味がない」言葉のように見えてしまうから。だから僕は多くの場合、漢字表記かひらがな表記を使う。
 ただ困ったのは「タロイモ」で「たろ芋」で良いのかなあ、と少し迷った。調べたら「タロ」は外国の言葉なので「タロ芋」なのだった。
 そんな事を思っているのは少数派なのだろうか。

 さて、広辞苑で調べてみると「ごまだら」の漢字表記は「胡麻斑」でした。では「だら・たら」だけで「まだら」の意味を持つのかと言えばそうでもないようですので、おそらくは「ごままだら」がつづまって「ごまだら」になったということでしょう。
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