2006年08月12日

聞き流すためのJ-POP考

 最近、よくプールに行ってるんですが、行くと必ずJ-POPがかかっています。基本的に従業員の好みなんでしょうが、誰か流行歌手のCDアルバムがかかっている。僕は元々そういう音楽が好きじゃないわけですが、プールにいる以上、そういう嫌いな音楽とお付き合いしなければいけない。で、そういう音楽をいくつか聴いてみて、結構意外な事が分かったのでメモしておきます。
 今までかかっていた音楽はこんな感じ。
・宇多田ヒカル
・安室奈美恵
・スピッツ
・B'z
・アンジェラアキ

 一番良かったのは宇多田ヒカルで、これは別に嫌いではなかった。

 意外と不快でなかったのがB'zで、非常に良く聞き流せた。ああいうワンパターンなメロディーと単調なディストーションサウンドというのは、実はすごく聞き流しやすいのだと気付く。これは結構意外な発見だった。そう言えば「ノイジー」という表現があるけれど、字の通り雑音として処理しやすい音なのだろう。

 対して最も不快だったのがスピッツであって、もうこれは完全に好みなのだろうけど、こっちは夏空の下泳いでいるのに、あのナヨナヨサウンドを流されると非常にイライラする。じんましんが出るのではないかと言うくらい。普段、音楽番組に出ている時には不快に思わないのだけど、連続して何曲も聞いているとどんどんイライラが募る歌であった。

 で、今日はアンジェラアキが流れていたのだが、これもダメだった。抑揚のない、それでいて良くコマーシャルで耳にするようなメロディー。スローテンポで聞き流しやすそうなのだけれど、それができない。何故かというと、多分あの歌い方に問題がある。形容すると「アメリカ人の小学校教師」というか、妙に「語りかける」イメージの強い歌い方で、なんというか押しつけがましい。

 そんな感じで、「良い音楽」という観点ではなく「不快な音楽」や「不快にさせない音楽」という観点で音楽を聞くといろいろ発見がありました。
posted by LSTY | Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
アンジェラは選曲ミスですね。プールサイドじゃ微妙ですね。嫌な出会いかたをしたんですね、残念ながら。
Posted by id:unionia at 2006年08月12日 22:08
■id:unioniaさま
 多分プールサイドじゃなくてもダメなんでしょうけど。僕にはアンジェラアキの歌の良さが全く分からないのです。「メガネ萌え歌手」としての存在は評価するんですが。

 先日はグレイがかかっていました。聞いてみると、メロディーが非常に古くさい。80年代の臭いがプンプンしていて、ものすごく安心して聞けました。グレイに対する好感度がかなり上がりました。
Posted by LSTY at 2006年08月17日 09:28
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