これのどこがどう「スマート」なんだろうか?
まず冒頭に出てくる「製品パッケージ」に驚く。なんだこれは。80年代の漫画に出てくるパンク好きの若者でもこんな趣味悪くないだろ。
最後に載っている、スーツを持ったサラリーマンと、電車に誇らしげにかかっている背広の写真。
これを「貧乏くさい」と言わずして何が貧乏くさいのか。
そして販売元の社名が「美産研究所」、もう冗談だとしか思えない。
こんな物を「これは便利!」なんつって使うような人間にはなりたくないし、もちろんそんな人間とは友達になりたくないです。貧乏くささが伝染しそうだから。
まあこれは最もひどい例だと思いますが、「便利グッズ」というのは往々にして貧乏くさい。
・モップ付きスリッパ
・携帯電話をハンズフリーで使うヘッドセット
・「テレビを見ながら運動できる」と宣伝される多くの健康器具
・くるくる巻いて収納できるまな板
・くるくる回る座椅子
・靴箱に二倍の靴が収納できる「靴用ハンガー」
・正座しても足がしびれない「正座用の椅子」
・自転車に傘を取り付ける金具(雨の日でも両手で運転できる)
・乾電池で光る仏壇用線香
あー、貧乏くさいなあ。