2006年07月14日

落差

 探偵ナイトスクープだったか、「オープンカーに乗っている男はいけてない」というテーマを扱ったテレビ番組があったような気がする。
 乗りたい車と、自分のキャラクターとのギャップが大きいと、恥ずかしい結果になる。

 Skypeを扱った報道番組で、盲人がSkypeを楽しんでいるシーンが流れていて、僕は正直「気持ち悪い」と思ったのだった。盲人だから、というのが主な理由ではなくて、それまで無表情で、どちらかというと沈鬱な表情だった人が、ヘッドセットを付けた途端に笑顔になり、「〜ぴょん」とかいうニックネームを使いながらハイテンションな会話を始めるのが気持ち悪かったのである。
 自分が見せる陰の部分と陽の部分があって、その境目を思いっきり見せられると気持ち悪い物だと思う。

 文章を書く時に結構気にするのもこの辺で、例えばリアルの知人が僕のブログを読んでいて「あいつ、あんな人間なのにこんな事書いてるのか、痛いなー」と思われるのはとても恥ずかしい。だから実際の自分に近い文章を書こうという気持ちはあります。つまり自然体で書くということ。
 高校生の時とかは、身の丈に合わないハイテンションな文章を書いていたように思う。

 そんな事を考えた。
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