多忙。
■2005/7/14のわたくし
・ブログを書くことの弊害(日記を起点とする味気なさ)
いつも思ってること。
昨日今日で思ったのは「人は他人から良く見られたがる」と「人は自分がしたこと以上の評価を求める」という似たような二つのこと。
ブロガーは自分の得意な話題について書き、優越感を持つ。「俺はこの事について、こんなによく知っている」ならまだ良いが、それは次第に「俺は世の中のことをなんでも知っている」みたいになったり。
ブロガーは自分にとって都合の良い部分しか見せない。しかしそれがほめられると「自分のすべて」がほめられたような錯覚に陥る。
そういうのはみっともない。あるいは、老いるとはそういう事なのかも知れない。
また、人は親切をする。良い事をする。しかし厄介なのは、多くの人は「自分がした親切」以上に評価されなければ気が済まないということだ。
俺はこんなに良い事をした、だからもっと評価しろ、見返りをくれ。そんなのは、春闘だけで十分だと僕は思う。だから僕は損をするのだろう、とか思うけど、そうやって無理して評価されるよりも、ひっそりと緩やかにしていたい。
ブログを書く事。誰かの慰みになったり、役に立てばそれで良いこと。それが評価されるかどうか、というのは、なんというか、どうでもいい話だ。どうでも良い、というか、そんなものはオマケのような物。オマケだからこそ、つつましく楽しいのだ。
誰か一人が笑ってくれれば、それはとても嬉しいことかなと思います。
誰かが、僕の言葉をなんとなく覚えててくれて、何年もあとに「そういえば、誰か忘れたけど、こんな事書いてる人がいたなあ」と思い出してくれるとか。それはとてもロマンチックな事ですなあ。