小津安二郎原作ってことで、僕は喜んで録画したのだった。
で、見始めて10分くらいで消した。
これはママゴトだな、と思ったのだ。柄本明が小津ファンなんだろうと思う。好きで好きで、それを舞台にした。楽しんで舞台にした。
それだけの作品なんだろうな、と。正直、こういうレベルの芝居で4000円という金を取るのはどうかと思うわけだけど、まあ、そこまではいい。
なんでNHKはこれを取り上げたんだろう?小津作品のセリフそのまんまのシーン、そして暗転。その繰り返し。テンポも何もあったもんじゃない。なんであんな低レベルな物を取り上げたんだろうか。
実際、10分くらいしか見ていないので、もしかしたらあのあと面白くなるのかも知れない。東京乾電池のことを僕は全く知らないので、ああいうのが持ち味なのかも知れない。
でも僕は、それだけ見て「ああ、これママゴトだ」と思った。あれを舞台中継で流す意図も意味もよく分からなかった。
あ、最後まで見ても面白くなかったですか。なんか安心した(笑)
最近、NHKの舞台中継は「新しいこと」にこだわりすぎてるのかなあ、なんて思いました。
蛭子さんがぐだぐだで「頑張れ蛭子さん」と応援したくなったりして、面白かったといえば面白かったかなー。
そうなですよね。唯一の心残りは蛭子さんでした。
最初は退屈でしたけどね。えびすさんで点勝ったからかな?(笑)
こんにちは。
期待度にもよると思うのです。私は東京乾電池の公演は見たことなかったんですが、それに対する期待もあったし、小津作品を知ってるのでそれへの期待もあった。なんの期待もしないで見たら、そこそこ面白かったようにも思います。