2006年06月19日

忘れてはいけないのかも

 考えてみれば、僕は随分沢山のことを忘れて生きている。
 あの人と最後に会ったのは?最後に話したのは?最後に手紙を書いたのは?あの人の名前、何だったっけ?
 多分僕は「人間関係」という物をあまり重視していない。ものすごくドライだと思うことがある。
 例えば愛情を注ぐ対象や、人間関係の優先度について「いや、まあそうだろうけど、経済的原則から言えばこうこうだよね」というようなことを、平気で言ってしまうことがある。そういうのって、ある種の人にとっては「信じられない思考」らしくて、悪魔を見るような目で見られたりするのだ。
 人と人との思い出、そのような物をガンガン忘れる。なのに無駄知識は山ほど覚えている。こういうのは脳味噌の欠陥なのかも知れない。感情に関わる神経が、少しおかしいのかも知れないのだった。
 しかし、であるからこそ、本当に大事に思っている人との思い出は、ちゃんと覚えていようというようなことを、少しだけ思ったのでした。
posted by LSTY | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
過去ログ
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。