あらゆるファン・マニア・おたくの世界には派閥があり、区分がある。「おたく」というくくりは大きすぎて適切ではない。
例えばアイドルファンなら、テレビ番組を見るタイプ、グラビア誌を見るタイプ、イベントに行くタイプ、色々いる。
そして、一部のディープなファン以外は、全部は見ない。テレビ・雑誌・イベント会場などそれぞれの「場」で、アイドルを楽しむ。異なるタイプのファンが異なる場で楽しむから、衝突が生じない。
2ちゃんねるの場合、「2ちゃんねらー」というくくりは意味を持たなくなっている、それほどにユーザーが多様化しているのに、彼らは2ちゃんねるという一つの場にいる。どこのスレッドにいるかは違っても、2ちゃんねるという場にいる、あるいはwebという場にいる。
それが衝突を、より深刻な物にしているのではなかろうか。
と、思いついたんだけど、違うような気もする。
■「“オタク像”は5タイプに分類できる」〜NRIマニア消費者層調査
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/10/06/9403.html
が、参考になるかと。ちと記事にある「2ちゃんねる」についての話ではないですけどね。
やっぱ、コメントって難しいなぁ
リンク先、余計なお世話って感じですよね(笑)あのねえ、マーケティング脳というのか広告代理店脳というのか、ひどくくだらないと思うんですよ、自分たちが楽しめる物を提供しよう、って言うんじゃなくて「大衆を睥睨して高見から操作しよう」というマーケティング。
いや、論理的に批判できないけど、かなり嫌いです、最近。(とか言いつつ僕ははてなブックマークで「マーケティング」タグを相当使ってますけど)
マニアに若干の社会性が加わるとオタクになるんじゃないですかねえ。コミックマーケットの誕生なんかで、マニアとマニアが出会う場が出来たというのが大きいような気もする。印象ですけど。