で、自分専用のマグカップをコーヒーメーカーのとこに置いておいて、とりあえず机に戻る。で、コーヒー入れた事なんて忘れるんです、すぐに。しばらくして「あ、そうそう、そういえば」と思って給湯室に行く。そうするとですね、まあコーヒー、半分はなくなってるね。人の多い職場だから。下手すると、また空っぽになってるわけですよ。
これ、どういうことなんだよ!あのねえ、僕はマグカップ置いてるわけですよ、これが僕のカップだって事はみんな知ってるわけです。で、見れば分かるでしょう、「あ、こいつコーヒー出来るの待ってるな」と。それだったらさあ、僕ならですよ、その人に声かけますよ「コーヒー出来ましたよ」って。それをしないのね。ほんと、たまーに声をかけてくれる人がいますけどね、まあ、まずない、そんなことは。
で、飲んだら飲みっぱなしだしさ。こういう時に僕は「あぁ、人間ってのは所詮、自分さえ良ければいいと思う生き物なんだなあ」と痛感するのね。細かいと言えば非常に細かい話なんですけどね。同じ職場にいる人にすらサービス精神を発揮できないんだからね、まあ、他人への配慮の無さなんて推して知るべしってやつです。
そんなことを思いながらしかし、自戒の念が少しはあります。少しですけど。
「コーヒー出来ましたよ」って言ったときに、笑顔で「ありがとう」って言ってくれそうな人と、瞬間(で、なに?)という表情をされそうに思っちゃう人とかね。
僕は職場では、意外とフレンドリーなんですよ!
意外と!
とはいえ、私自身はこういうのみおとしがちなんですよね。
私がフレンドリーだなんて言うのは、どうやったって「意外」でしかないでしょう。
僕は自分ではすごくポジティブな人間だと思ってるんですよ、でも、多分他の人のポジティブとはかなり違う。結果オーライというか、人間の心理の悪い部分を含めて考えて、そこでどうしようかと考えるんですね、性悪説を支持してますから。
この間も会社でポジティブに生きる方法について話していて、僕は「刑務所に入ったら、食事も健康的だし、酒もたばこも禁止だし、本を読む時間があって最高だよね」って話してたんですよ。そしたら一言「めちゃくちゃネガティブじゃないですか」と言われたんですけどね、でも僕にとってはポジティブシンキングの結果なんですよ、これ。