2006年05月23日

給湯室より

 すごくくだらないことなんですが、職場でコーヒーを飲もうと思ってですね、給湯室に行くとコーヒーメーカーが空なんですよ。たいてい、僕が行くといつも空。あるいは、うっすらと残ってる。1杯分もないくらい。普通ね、普通ですよ、自分が最後の1杯飲んだら、次の人のためにコーヒー入れませんか?仕方ないので僕がコーヒー入れるわけです。
 で、自分専用のマグカップをコーヒーメーカーのとこに置いておいて、とりあえず机に戻る。で、コーヒー入れた事なんて忘れるんです、すぐに。しばらくして「あ、そうそう、そういえば」と思って給湯室に行く。そうするとですね、まあコーヒー、半分はなくなってるね。人の多い職場だから。下手すると、また空っぽになってるわけですよ。
 これ、どういうことなんだよ!あのねえ、僕はマグカップ置いてるわけですよ、これが僕のカップだって事はみんな知ってるわけです。で、見れば分かるでしょう、「あ、こいつコーヒー出来るの待ってるな」と。それだったらさあ、僕ならですよ、その人に声かけますよ「コーヒー出来ましたよ」って。それをしないのね。ほんと、たまーに声をかけてくれる人がいますけどね、まあ、まずない、そんなことは。
 で、飲んだら飲みっぱなしだしさ。こういう時に僕は「あぁ、人間ってのは所詮、自分さえ良ければいいと思う生き物なんだなあ」と痛感するのね。細かいと言えば非常に細かい話なんですけどね。同じ職場にいる人にすらサービス精神を発揮できないんだからね、まあ、他人への配慮の無さなんて推して知るべしってやつです。
 そんなことを思いながらしかし、自戒の念が少しはあります。少しですけど。
この記事へのコメント
「コーヒー出来ましたよ」って、声かけやすい人とそうじゃない人ってのが存在するんではないか、と、ちょっと思いました。
「コーヒー出来ましたよ」って言ったときに、笑顔で「ありがとう」って言ってくれそうな人と、瞬間(で、なに?)という表情をされそうに思っちゃう人とかね。
Posted by at 2006年05月23日 18:34
明らかな印象操作だ!!

僕は職場では、意外とフレンドリーなんですよ!

意外と!
Posted by LSTY at 2006年05月23日 18:49
「意外と」なんですよね?

とはいえ、私自身はこういうのみおとしがちなんですよね。
Posted by Lefty at 2006年05月24日 13:09
■Leftyさん
 私がフレンドリーだなんて言うのは、どうやったって「意外」でしかないでしょう。
Posted by LSTY at 2006年05月24日 19:24
「マーフィーの法則」と同じ「不運な事は印象に残る」という可能性が考えられます。コーヒーが残っていても、それは幸運な事ではなく普通の事なので印象に残りません。また、終業時刻近くだと無駄になる可能性を考え新たに淹れるのが憚られます。LSTYさんがコーヒーを欲しがる時刻が終業時刻に近い傾向があれば、コーヒーが新たに淹れられていない可能性は増えるでしょう。「今日はコーヒーが残っていた、何てラッキーなんだ」とか「今日は『コーヒー出来ましたよ』って声を掛けられた、何てラッキーなんだ」とポジティブに思える人は幸せ。とマジレスしてみる。
Posted by 輪王ひろみ at 2006年05月24日 19:35
■輪王ひろみさま
 僕は自分ではすごくポジティブな人間だと思ってるんですよ、でも、多分他の人のポジティブとはかなり違う。結果オーライというか、人間の心理の悪い部分を含めて考えて、そこでどうしようかと考えるんですね、性悪説を支持してますから。
 この間も会社でポジティブに生きる方法について話していて、僕は「刑務所に入ったら、食事も健康的だし、酒もたばこも禁止だし、本を読む時間があって最高だよね」って話してたんですよ。そしたら一言「めちゃくちゃネガティブじゃないですか」と言われたんですけどね、でも僕にとってはポジティブシンキングの結果なんですよ、これ。
Posted by LSTY at 2006年05月25日 10:57
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