古代〜現代を平均に教える歴史教育はいい加減やめたほうがいい。歴史は流れだけど古い歴史は新しい歴史を作る土台にしか過ぎんのだから。現代人により大事なのは古代より近代。そうなんだよね。で、これは日教組の陰謀なのかなんだか知らないが、小学校でも中学校でも、近現代を教える段になって学期が終わっちゃうんだよね。大東亜戦争、乃至は太平洋戦争が起こった理由なんて教えてもらった記憶がない。
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だから僕は、歴史って現代からさかのぼって教えるべき物だと思うのでした。さしあたってイラク戦争あたりから。「なんでイラク戦争が起こったのか」とか「なんで、日本はアメリカに協力して自衛隊を送ったのか」、「なんで日本はアメリカと同盟を結んでいるのか」を言う風に、どんどんさかのぼってゆく。こういう授業は面白いね。
そういえば、ここのページもそれを想定したつくりになっていて、とても良いと思います。(19世紀で終わってるのが微妙だけど)
多分第二次世界大戦によって現代の世界情勢の枠組みが決まったから、少なくとも第二次大戦以降の歴史の扱いは非常に微妙になるのではないでしょうか。ああ、でも、冷戦体制が崩壊した後とその前での枠組みも変わっているから、冷戦体制くらいまでは歴史として語れるかな・・・。歴史は現政権にとって都合がよい解釈で語られるものなので、現政権に直接利害関係が出てくる前政権(日本でいうと、多分戦前戦時中の政権)の評価とかは現時点でやっても恣意的になりそうなので逆に危険なんじゃないかと思います。(だから多分その当たりで学校の授業が終わるのかも・・・)
確かにそうですね。本当の歴史なんて、学校では教えられないもんな。保護者からクレームが付くだろうし。
やはり近現代史とか社会思想に関する教育っていうのは、家庭でするべき物なのかも知れませんね。