つまり僕は、ニュースサイト管理者ではなくて「ニュースサイト利用者」が嫌いなのだ。いや、嫌いというか気持ち悪いのだった。
何でかというと、「ニュースサイトを見ている人ってどんな人なんだろうか?」それを知らないからなのであった。
ニュースサイトにリンクされると、大量の閲覧者が来る。そして、とりあえず来て、そのほとんどは何もリアクションを見せず、帰って行く。
「知らない人」が「大量に」来て、「無言で」帰るというのは、これは恐い事だよ。
しかし、ニュースサイトの管理者というのは、そういう利用者を相手にしているわけで、なんというか大変だなあ、とか思う。それとも、利用者の分析をしてるのかなあ。してるとしたらどうやって?
まあ結局、「知らないから気持ち悪い」のであって、それは一方で「知りたい」という事でもあるのでした。ニュースサイトを見ているのは、どんな人なのだろうか?大雑把な傾向はどんなもんなのか?
さて余談ですが、このようにニュースサイトは嫌いだとか気持ち悪いとか言っている私のサイトを見て、ちょこちょことリンクをしてくれるまなめはうすや駄文にゅうすは、とてもふところが深いと思うのでした。
個人ニュースサイトを更新していますが、私も閲覧者が「誰」なのか全く分かりません。
私の場合、それを知るのが怖いので、今後も閲覧者が「誰」かを考えずに更新しようと思っています。
自分も個人ニュースをやっていますが、閲覧者はネットに落ちてる面白いものが好きな人たちというイメージです。
だからネタや文章を見てひとしきり笑って帰っていくのかな と考えています。
自分がそのタイプなので。
それで満足できなくなったので、自分も発信者側に回ったという感じです。
ですから、単にニュースのリンクを羅列しているだけの個性のないニュースサイトの場合、閲覧者のコメントや反応は期待するほうが無理なのです。
この記事への反応を見ていると「ニュースサイト読者」が「ニュースサイト作成者」になっているケースが多いようですね。
「コンテンツ作成者」よりも「ニュースサイトに取り上げた人」が重視される傾向も、その所為かなあ、と思います。
あと、やっぱり元々読者だから、「ニュースサイトからネタを引っ張ってきて、自分のニュースサイトに貼るだけ」ってのが増えるのかなあ?とか。
そういうスパイラルの外で運営しているニュースサイトがあったら、そういうのは見てみたいです。
ニュースサイト、掲示板、ブログ、はてなブックマークと、それぞれの場所に別々の「面白い」が存在していますね。一番良いのは、それぞれの場でそれぞれの「面白い」を探す事なのかも知れません。