先日、大泉さんが「さんまのまんま」に出演していました。その中で、明石家さんまにスープカレーを食べさせていた。
さんま:言うほどおいしくない
大泉洋:この場がちょっと面白ければいいという感覚で、そんなリアクションして欲しくない
こういうやりとりが面白かったのだけど、その時に思ったのは「この人は、テレビの嘘・芸人の嘘が分かってる人だ」ということ。
テレビには演出という名の嘘がある。芸人の芸には嘘がある。たとえば、熱くないおでんを「熱い!」と大げさに言ったり。
大泉さんは、視聴者として、そういう嘘を見破っている。彼の突っ込みというのは、「ボケに対する突っ込み」ではなくて、「テレビの嘘に対する突っ込み」だ。
視聴者の誰もがもう既に気付いていて、だまされたフリをしている嘘。そこに、大泉さんは突っ込む。
だから、見ている側が強く共感できる。
副音声で大泉さんは「今のテレビには人が映ってない、映ってるのは脚本家が書いた本だけ」と言っていた。秀逸である。
多くの視聴者はそれに気付いている。今のテレビがつまらないのはまさにそこである。できあがってしまったテレビの枠組み。それにそって作られたテレビ番組。だからつまらない。
その、「テレビがつまらない要因」を視聴者としての大泉さんはよく理解している。
そういう部分、普通のタレントが突っ込まない、突っ込んではいけない部分に、彼は突っ込む。
(以上、2006/2/24にmixiに書いた物。一部加筆修正)
2006年02月24日
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ネットで大泉洋論に触れたのはこれが二度目です。一度目は↓こちらでした。
http://d.hatena.ne.jp/pmoky/20050531#1117438465
両方の論考に共通するのは大泉洋の面白さはメタ的な視点にあるということだと思われます。僕自身は誰かがなぜ面白いかということについてほとんど考えたことはないのですが、今度大泉洋の番組を見るときにはちょっと気にかけて見てみようと思います。
「副音声」というのはさんまのまんまの副音声でしょうか?副音声が入らない地域に住んでいてよくわからないのですが、その副音声では主にどういったことが話されているのでしょうか。
大泉さんが面白いのは「面白いことを言おう」という意識が薄いからだ、と逆説的に考えています。芸人は「面白いことを言って評価されよう」というスタンスを持っている。大泉さんは芸人ではないから、そういう欲をあまり持っていないのですね。で、結構「普通の事」を言う。そういうのが、意外と盲点になっていたりする。それに芸人がひるむ。そこに面白さが出てくるように思います。
はてなブックマークのコメントでは「相手が明石家さんまだから出来たんじゃないの?」という意見があったけど、違うね。「水曜どうでしょう」、特に副音声に触れれば、どう違うかが分かってくる。
で「副音声」というのは「水曜どうでしょう」DVDの副音声です。
「どうでしょう」のDVDを今度借りてみます。
「水曜どうでしょう」のDVDを今度借りてみます。
借りて気に入ったら買ってくらはいねー。
私も同感です。
テレビと俳優の関係、というものを考えると、色々面白いです。
あと、的は射てくれ(笑)
テレビの魔力のとりこの大泉さんだからこそ、言える台詞なんだろうなぁ。
こんにちは。
まさに、視聴者の目線を持っているからこその言葉でしょうね。自分と視聴者を分断していない。