2006年02月23日

若者を叩くオジサンたち

 「学生さんのブログにいい年した大人が大挙して押し寄せ、学生さんのプライドをずたずたにする」というような光景を良く目にします。

 その「いい年した大人」は、ある組織に所属しているわけですけどね。
 表向きは「若い頃に挫折を味わわなければ、ろくな大人にならないから」という理由で学生さんを叩く。
 でも実際の所、「俺はこの若者に超えられるのではないか」そんな不安から、若者を責め立てるわけですね。二度と立ち上がれないまでに、やっちゃうわけ。
 その組織「若い芽を摘む会」。もちろん私も正会員ですが。

 そんなわけで、プライドに満ちた若者が、完膚無きまでに叩き潰される、なんてのは「よくある光景」である。
 でも、少し考えてみた。逆のケース。
 「いい年したおじさんのプライドが、ずたずたになる」これは恐ろしいことだね。笑えない。でもおじさんになると、馬鹿にされていることにも鈍感になる。老化に伴う鈍化は、やはりあった方が人生幸せだな。
この記事へのコメント
今の若い子のブログが、オジサンのブログよりも、情報の分析能力が優れている裏には、
アキバ系など、日本のオタク文化の発展が強く影響しているものと思います。
データ処理能力にも優れ、ゲームをする感覚で難解な問題もスピーディに解決してしまう、、みたいな若い子が増えたせいで、
俺のようなアナログなオッサン世代は、処理能力の遅さに嘆くばかりです。

そんな組織があったとは・・、是非入会したいです。
Posted by ゆがんだはしご at 2006年02月23日 22:21
 いや、分析能力が高いなんて思わないですよ、僕は。問題を見付けてそれを解決する能力なんて、無いに等しい。他者から見た自分、と言う物を想定できないガキなんて、所詮そんなものです。
 ただ、歳を取ればそういう能力が身に付くかというと、それもまた別問題ですが。
Posted by LSTY at 2006年02月24日 09:14
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