2006年02月23日

2/22に買った本

現代思想の50人
現代思想の50人―構造主義からポストモダンまで


ひらがな日本美術史〈4〉
ひらがな日本美術史〈4〉


ひらがな日本美術史 6
ひらがな日本美術史 6


 大学の時に社会思想とか論理学の授業を受けたくせに、なんにも知らない。それじゃああんまりだと思って買ってみる。先日は「共産党宣言」まで買ってしまいましたよ。
 今読んでる「パレスチナ」もそうだけど、一般常識と言っていいような事柄をあまりに知らないので、そういうのをちゃんと知ってないとなあ、と思うのでした。

 「ひらがな日本美術史」はもう、最高の美術評論。電車の中で桂離宮の項を読んでいたのだけど、橋本治の文章の巧みさは筆舌に尽くしがたい。特に導入部の見事さ。
 このシリーズは、美術作品の写真集としても良いのだけれど、表紙がちょっとダメな感じ。美術館恐怖症の人とかに読ませたい本ですね。
この記事へのコメント
橋本治さん、美術史まで書いてたんですね。
この人、広告、歌舞伎、源氏物語、三島由紀夫と
なかなか自分の興味のあるポイントを付いてくださる方です。
どの評論も変化球といった印象で面白いですね。
表紙がダメというのは正統派すぎるということでしょうか?
Posted by 涼子 at 2006年02月23日 23:04
■涼子さん
>表紙がダメというのは正統派すぎるということでしょうか?

ですね。これじゃ「教科書」や「教養本」ですもん。「教科書」や「教養本」が嫌いな人にこそ、読んで欲しい本なのに、このジャケットじゃあダメでしょう。
Posted by LSTY at 2006年02月24日 09:16
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