タグが「使える」ものだと、みんな「使おう」とする。
つまりはてなユーザーは、より「使えるタグ」、より「ソーシャルなタグ」を使うでしょう。例えば「ブログ」や「weblog」、「BLOG」じゃなくて「blog」で統一しよう、とか、汎用性を考えるようになる、多分。
でも、「使えない」と、「使おう」という意識に縛られない。
そうじゃなくて「自分にピッタリくるような言葉」をタグにする。それでいい。それがいい。
そんなことを少し思う。
ここを読んで思いました:まなめはうす2006-02-13 (Mon) 04:58
でも,はてブの検索にもうちょっとだけ工夫が欲しい。実用の具ではなく,遊び道具だという視点で,堆積した膨大なデータを掘り返す面白いツールがあるといいな…と思います。
キーワード化は「収束」で、フォークソノミーは「拡散」だと思います。
20世紀のマーケティングは収束・絞り込みだったと思うのですが、そしてそれも一つの要素として重要ですが、拡散した情報から生まれる新しい価値とかそういう物には、すごい可能性がある。21世紀のマーケティングはそういう物を意識するべきなんじゃないか、と漠然と思っています。
広告代理店が意図した通りにコトが運ぶ時代から、多分変わってゆくのだろうし、そうなって欲しい。その方が面白いから。
で、はてなブックマークのタグ検索問題ですが、まあ便利になればなったでありがたいけれど、不便なら不便なりに使う。不便な物をどう使うか、という事から色々な物が生まれる。そういうのって、今の時代に不足している大事な要素なんじゃないかとも思うのでした。