
週末は赤穂に行っていました。兵庫県と岡山県の県境という、なんとも微妙な位置にある観光地です。なぜそんなところに行ったのかを話すと長くなるので割愛して、今回はそこで出会った仏像について。
花岳寺という寺にあった仏像です。一瞬、不動明王かと思ったのですが腕が六本ある「六臂(ろっぴ)」の仏なので、どうも不動明王ではない。しかも立ってるし(不動明王の立像もありますが)
どうも金剛夜叉明王だと思うのですね。しかし金剛夜叉だけが、一つのお堂の「メイン仏」として居るのは珍しいんじゃないかな、と思ったのです。
で、この仏さんがずいぶんかわいい。四国に行った時にも思ったんだけど、少し地方に行くと、ちょっと可愛いというか変わった仏像に出会えるようです。
ちなみに花岳寺は、赤穂四十七士の遺髪が納められている、と言われる寺です。