当初、大泉洋は「リアクションのためのタレント」だったのだと思う。しかし、いつからか、彼は「面白いことを言う人」になった。
2005年新企画の、企画発表の映像を見て思ったけれど、彼自身も「番組を引っ張ってゆかなければいけない」という責任感を強く持っている。「撮影中、出演者・スタッフの中で『どうでしょう』がテレビ番組だと認識してるのは大泉洋だけ」というのは、自他共に認めていること。
番組の企画が破綻しかけた時、企画がゆるすぎて視聴者が離れそうな時、そんな時に番組を番組として成り立たせているのは大泉洋だ。彼が居なければ、どうでしょうは正に「サークル仲間の旅行」だろうと思う。
彼の言う「おもしろいこと」は、実は結構しっかりしている。薄っぺらな笑いではなく「しゃべくり」として立派に成立した「演芸的な笑い」だ。
番組中でも、落語家・古今亭志ん生のエピソードについて語ったことがあるけれど、彼は恐らく、今までに多くの演芸に触れているのだろう。彼自身テレビっ子であることを認めているけれど、結構渋い演芸番組を若い頃からチェックしていたのではないか。
2005年新企画では、前枠後枠の「青タイツ茶タイツ」、この最後に語られる「ダメ出し」の台詞の言い回しに、彼の「演芸家」としての才能が現れている。
(以上、2006/1/19にmixiに書いた物。一部加筆修正)
2006年01月19日
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