(GoogleによるHTMLバージョン。ただし最後の一枚は抜けている)
三島由紀夫による檄文とあわせて読むと面白い。
・激 - 盾の会隊長 三島由紀夫
戦後日本の政治や教育がやってきた事というのは「それは言わない約束でしょ」という「それ」の拡大、つまりタブーの拡大だったと思っています。
僕自身の経験で言えば、小学校・中学校の歴史の授業で近現代史を教わっていない。あれって結局、近現代史には「それは言わない約束でしょ」の「それ」がありすぎるからだったんだろうなあ、と思うわけです。重要度で言えば、中世や近世を飛ばしてでも教えるべき部分だもの。
義務教育で教えられないこと=国として言ってはいけないこと、がどんどん増えていくと、結局こういう教育は家庭でしなければいけないわけだけど、そうなってくると子供の思想はどんどん偏るわけで、あまり健全ではない。田母神さんちのお坊ちゃんや、三島さんちのお坊ちゃんは言ってることが少しおかしいから、話しちゃいけませんよ、という事態を招くだけだ。
どうすればいいのかね、とは思う。新聞テレビ週刊誌では、サヨク的な言動は許されるがウヨク的な言動は「言っちゃいけないこと」になりがちですね。だからネットウヨクなんてものが誕生するわけで。
表立って言われていないからこそ、歴史認識は多少ウヨク寄りくらいがちょうど良いのかも知れないなあ、というのが僕の考え方です。web上でよく見かける「アンチサヨクとしてのネットウヨク」みたいなのはバカにしか見えないですけど。
最後に、これはマトモな意見なんじゃないですか。
・日本は侵略国家であったのか - 池田信夫 blog