2008年12月01日

ベラ・ルゴシと麻薬(モルヒネ)

 映画「エド・ウッド」では、ベラ・ルゴシは麻薬中毒者として描かれているのだけれど、その中でこういうシーンがある。

 体調が良くないから撮影に臨めないというルゴシ。しばらく撮影は中断されるが、ルゴシはその間に、腕に麻薬を注射する。すると彼は元気になり、撮影現場に戻ってくる。

 どういう事だろう?と思ったのは、ベラ・ルゴシがモルヒネ中毒だからだ。モルヒネというのはアヘンだから、ダウナー系のドラッグのはずだ。モルヒネで元気になるということがあるのだろうか?

 で、英語版wikipediaを見てみると下記のような記述があった。
Ostensibly due to injuries received during military service, Lugosi developed severe, chronic sciatica. Though at first he was treated with pain remedies such as asparagus juice, doctors increased the medication to opiates. The growth of his dependence on pain-killers, particularly morphine and methadone, was directly proportional to the dwindling of screen offers.
 機械翻訳をツテに訳してみると、兵役に就いた際に彼は坐骨神経痛を患い、医師が鎮痛剤(モルヒネとメタドン)の投与量を増やしたために依存を強めていった、ということらしい。
 ということは、映画の中でルゴシが体調が悪いと言ったのはつまり、神経痛が痛いという意味だったのではないか、と思った。

 体調が悪い、というのは禁断症状がひどいということなのかも知れない。モルヒネ注射で禁断症状がなくなり、元気になって現場に戻ってきた、ということなのかも。
 しかし私はもともとドラッグに親しまない方なので、モルヒネの禁断症状がどういうものなのかを知らない。

 というわけで、結局よく分からなかったのだけど、一応メモしておく。
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