よく書くんだけど、僕は「いわゆる2ちゃんねらー」っていうのが嫌いで、個々が嫌いと言うよりも「2ちゃんねるに帰属意識を持った集団」ってのが気持ち悪いなあ、とか思うわけですけど。
その嫌悪感というか違和感ってどこから来てるんだろうなあ、と考えて漠然と「ヤンキー的な物」への嫌悪感なんだろうなあ、と。ここでの「ヤンキー的」ってのは乱暴に言えば「傍若無人」というような、粗暴で、しかし女の子にはモテて、男も一目置いてるようなそういう存在ですかね。
2ちゃんねるっていうのはもともと「ヤンキー」と親和性が低い場所でしょう、リアルでは「ヤンキー」から抑圧されている層ってのが多いと思うわけですよ。でもそういう人たちがwebに集まると「ヤンキー化」するわけですよね、粗暴になったり、リアルでは言えないような「男らしい物言い」とかしてみたりする。「リアルヤンキー」に抑圧されるような層が、webでは「バーチャルヤンキー」になるというような。
なんで敢えて「ヤンキー」って言葉を使うのかというと、私のような元文化系童貞男子にとっては、憎しみだけじゃない感情があるわけですよね、憧憬でもないような気もするけど。第一女の子にもてるでしょう、なぜか粗暴な男って。
で、僕はそういう感情を持ちながら、ヤンキーにいじめられたわけじゃないけどなんとなく抑圧されながら童貞をこじらせてたわけですよね。で、なんというかそういう屈折とかっていうのは僕にとってすごく重要な要素なんですよ。「ヤンキーになれなかった男」としての青年期っていうのが、今の僕にとって重要な背景だとか思うわけですよ。
今の若い人にはwebがあるから、簡単に「バーチャルヤンキー」になれちゃうわけですよね。そういうところに違和感を持つんだろうと思う。
ただ、僕はバーチャルヤンキーには憧れとかは持たないですね。リアルヤンキーに抑圧されながら、実際にヤンキーになれないからwebでバーチャルヤンキー化するってのは、どうもこれは家で母親に怒鳴りまくってる内弁慶のマザコンと同じようなものだと思うから。
あまり根拠はないんだけど、僕としては、文化系童貞諸君は手軽にバーチャルジャンキー化するよりも、中高生の頃はグジグジモンモンと悩んだ方が良いと思う。そうした方が30代以降もてるんじゃないかなあ、なんて事を感じるわけです。いや、根拠はあまり無いけど。
実生活で言えないことをwebで言う、というのは、まあwebと匿名性の素晴らしさの一つではあるけれど、そこんとこはホドホドにしておかないと、やっぱり自分にとって良くないようにも思うわけです。自分が自分らしくある、という「自分らしさ」がいびつに変容していくケースが多いんじゃないか、というようなことです。
2008年08月22日
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ケータイを持ったヤンキー、ネットにつながれたヤンキー
Excerpt: あんたジャージでどこ行くの: 僕にとって2ちゃんねらーの印象っていうのは http://metalsty.seesaa.net/article/105162799.html 2ちゃんねるっていうの..
Weblog: 断絶
Tracked: 2008-09-09 21:03
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「日常と違う自分になれる」というのはwebの良いところでもあると思うんですけど、どうも悪い面の方が強いように思えるんですね。特に10代とかにそういう物に触れるっていうのは、どうもまずいんじゃないかと。