2009年02月26日

買ったCDと、買いたい本

 注目はキューバのバンド「イラケレ」のライブ盤。実にファンキー。
 アフリカのマリ出身の女性歌手がうたう「チャマンチェ」は民族音楽に微妙にエレクトロな雰囲気が重なって、これもいい。
 μ-ziqの新譜が出てたんで「まだ活動してたんだ」と思って買う。ジャケットが最悪なので少し躊躇した。チラ聴きした感じでは全然ダメ。10年前から進化してない上に保守的になってる。あと重ねて言うがジャケットが最悪。こういうのは大嫌い。
 コーランの朗唱CDを買おうか迷ったけど、買わず。
 書店で「伊丹十三の本」見つけ、実に良いと思うがこれもAmazonで買う。未発表?の随筆や、彼の所持品写真集などが収められており、伊丹ファン必携っぽい内容。
 「伊丹十三の映画」は買わなくてもいい本。伊丹十三自身によるテキストがない伊丹本なんて全く魅力がない(最後にインタビューが収録されているのみ)
Jazztronik Early Years Best2003-2006~Pathway Through The Decade チャマンチェ Polysics or Die!!!! Vista イラケレ・1978ワールド・ツアー BIG FUN Duntisbourne Abbots Soulmate Devastation Technique 伊丹十三の本

2009年02月18日

アサシンの語源はハシシという話

 英語で暗殺者を意味する「アサシン」の語源が、大麻樹脂=ハシシであるというのは有名な話ですね。
 暗殺者養成所みたいなところがあるわけですよ。そこへ、どこからか若者をさらってくるわけですね。
 で、ハシシを使って立派な暗殺者に育て上げる。

 大麻というのは麻のことです。これをまくと、やがて芽が出てくる。
 その芽の上を、毎日、若者にジャンプさせるわけです。
 一日目二日目は発芽したてなんだから、そりゃすぐに飛び越せます。しかし麻というのは成長が早い。あっという間に30センチ、50センチの高さになる。
 それを毎日ジャンプさせられるわけですから、若者はやがて、高いジャンプ力を身につける。なんたって背丈を超すほどの高さにまで伸びるするわけですからな、麻というのは。
 そうやって見事な身体能力を得て、立派な暗殺者として成長するわけです。
 これがアサシンの語源になっとるわけです。

 という冗談を思いついたんですが、「その筋」にある程度明るい人にしか受けない冗談だと思うので、誰かに話す予定はない。
 本当の語源については各自調べてください。
 最も多く見られるのが「大麻を吸って暗殺を実行した」というものだけれど、これはいかにもガセだ。覚醒剤ならまだ分かるが、マリファナ吸ってラリってて計画の遂行なんて出来るのか。嘘くさい。
 そもそもハシシがアサシンの語源だという説自体、確実なものではないらしい。

 そういえば僕はこういう「全くでたらめだけど説得力のある話」が好きなんだけど、最近こういう話を人にしてないな。

逮捕でつながるファミリーツリー

はっぴいえんど元メンバー、鈴木茂容疑者を大麻所持で逮捕(産経新聞) - Yahoo!ニュース

 あらあら。しかし当時のミュージシャンといえばマリファナくらい吸ってても不思議はないイメージがある。
 そういえばこの人のリリースで名盤とされる物があって、それ買ってなかったので「この機会に」と思って買った。

BAND WAGON 2008-Special Edition-
BAND WAGON 2008-Special Edition-

 細野さんなんかも、当時の風貌からは「やってておかしくない」感が漂っている。そう考えると教授なんかは「やってない感」がある。
 そういえば細野さんのアルバム何枚か再発されてたから買って聴き直してみよう、と2枚購入。

omni Sight SeeingMEDICINE COMPILATION from the Quiet Lodge

 どっちも学生か高校生の頃に聴いている。当時はやはりYMOとその直後の細野さんが好きだったので、この2枚の印象はあまり無い。しかし今聴くと違うのかもしれない。メディテーション系の細野さん。
(紫式部のサントラは明らかに駄作だった記憶がある。だから再発されても買わない)

 メディテーション系の細野さんといえばインドつながりで横尾忠則だ。Y字路の画集がAmazonでも買えるのか。
 5000円…しかしまあ「この機会に」買ってしまおう。

横尾忠則 Y字路
横尾忠則 Y字路

 ヨコオの「Y字路シリーズ」を初めて知ったのは結婚式の翌日の「芸術劇場」だった、そういえば。

 と言うようなわけで、鈴木茂逮捕のニュースを受けて1万円あまり使ってしまいました。いや、良いんじゃないですか、こういうのも。
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2009年02月10日

しつこく河豚の話(ふぐの子糠漬けとか)

 フグの肝食べた!とかブログに書く不見識
関連。この記事を取り上げたニュースサイトにまた怪しい情報が。
確か、河豚の肝とかは、食品衛生法で全ての種類で食用を禁止していたはず
 またいい加減なことを。
 食品衛生法の少なくとも本文中では、ふぐについて触れた部分はない。
 該当する箇所はここでしょう。
 第6条 次に掲げる食品又は添加物は、これを販売し(不特定又は多数の者に授与する販売以外の場合を含む。以下同じ。)、又は販売の用に供するために、採取し、製造し、輸入し、加工し、使用し、調理し、貯蔵し、若しくは陳列してはならない。
(中略)
2.有毒な、若しくは有害な物質が含まれ、若しくは付着し、又はこれらの疑いがあるもの。ただし、人の健康を損なうおそれがない場合として厚生労働大臣が定める場合においては、この限りでない。
 大分県では、独自の除毒技術があるとか言ってるらしいですが、店で出すのならまず厚労相の許可を得ろと。
 そういえば、石川県で売られている「河豚の子の糠漬け(ふぐ卵巣の加工品)」は、厚労相に認められてるんだろうなあ、と思って検索してみた。
石川県で製造販売されているふぐ卵巣糠漬けは、人の健康を損なう恐れがないと認められ、 製造販売が認可されている珍しい食品です。
 あれ?「誰に」認められたのか書いてないぞ。これは怪しい。
昭和58年(1983) 石川県より、県内での「ふぐの卵巣の糠漬け」の製造許可が下りる。
 なんだよ、県が勝手に認めてるだけなのか。グレーゾーンじゃねえか。
石川県ふぐ加工協会に加盟している加工業者が製造するふぐ卵巣糠漬けは、 出荷前に必ず石川県予防医学協会の毒性検査を受けています。
 こう書いてあるので、食品衛生法はクリアしているのかもしれない。ただ、毒が抜けるメカニズムについては分かっていないわけだし、検査ったってサンプリングしてるだけだろうから、グレーゾーンでしょう、これは。

 しかし、ということは逆にですね、大分県の業者が「独自の除毒技術がある」って言うのなら、ちゃんと毒性検査を随時行ってから肝を出せばいいわけだよ。糠漬けと違ってリードタイムが取れないというのなら何かそのための仕組みを考えればいい。
 それを怠ってるというのは、除毒技術なんていうのがもともと嘘なのか、あるいは本当は河豚の肝なんか使ってないって事でしょうな。

 前回引用した記事では、河豚じゃなくてカワハギの肝なんじゃないかって書いてあったけど、その可能性は大いにある。
 あのですね、河豚の肝というのは毒物ですよ。養殖物の毒性はきわめて弱いと言われるが、それでも毒は毒なわけです。で、人間の味覚というのは、毒や腐敗物を知覚するためにあるわけですよ。毒を食べて「変な味がする」と思わない人は、感覚が鈍いということです。河豚の肝を食べたら、特有の「嫌な味覚」があるのは当然のことで、そこに誰も触れていないのは不自然だ。つまりそれはカワハギの肝だったんじゃないか、と十分に思えるのでした。

 まあ、食品衛生法違反か、詐欺かどっちかってことですな。
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2009年02月09日

ぐるなびのJavaをオフにした

 Sleipnirを使っていると、ぐるなびが見られない。いや、見られるんだけど読み込みにものすごく時間がかかる。尋常じゃなく遅い。
 調べてみると、webデザイナーが馬鹿なのが原因らしい。IE8を入れれば解決するらしいが、面倒くさいので、URIマネージャを使った。
 ツール > URIアクションマネージャで「追加」を選択し、 
gnaviurimanager.jpg
 で、そのあとURIアクションの有効をクリックして、チェックが入った状態にしておけば良い。どうせぐるなびのjavaなんて広告くらいにしか使っていないのだから、動作しなくても全く問題ない。

 本当に全然関係ないけど、「一族郎党」の「郎党」って、正しくはロウドウらしいね。昨日辞書読んでて初めて知った。
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2009年02月06日

スマ…ップ?

sma.jpg

 時事ドットコムのトップページより。

夢のメモ

 沢尻エリカ似というか、夏川るい似の女の子に出会う夢を見た。その女の子は劇団員で、芝居の中でピンヒールを履き、エリカ様的なつんけんした役をやっている。
 それがよかったので僕は、公演が終わったあとで「いやー、あれは良かったですよ、踏まれたいと思いましたもん」とか女の子をほめて、握手をしてもらった。
 その手がとても華奢で、ありますね、女の子と初めて手をつないだりセックスする時に、ああ、こんなに手が小さいんだ、とか指が細いんだ、と驚くことが。ああいう感じだった。
 そういうのを夢の中で感じたのは初めてだったのでメモ。
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2009年02月04日

もっと広まって欲しい物:炭酸水

 個人的にしょっちゅう欲しくなるけど、コンビニに行ってもあまり売られていない物。

・炭酸水

 砂糖も香料も入っていない炭酸水、いわゆるクラブソーダというやつ。酒を飲むときにも良いし、二日酔いのときにも良い。
 二日酔いのときには、普通の水より炭酸水が欲しくなる。ただ、甘くてはいけない。
 ヨーロッパでは、天然の発泡水は非常に一般的だけれど、なぜか日本では浸透しない。ペリエやウリベート、サンペレグリーノあたりは比較的手に入りやすいが、中規模クラスのスーパーに行かなければなかなか無い。
 コンビニではほとんど扱いがない。

 海外では一般的だけれど日本ではあまり受け入れられない味というのがあって、その最たるものがミント。僕の印象では、日本とアメリカではミントの愛され方が違う。日本ではアイスと一部の飴にしか登場しない。ミントチョコなんてほとんど売られていない。悲しい。
 あとはタコス、日本におけるタコスの市場は小さすぎる。チリ特有の体臭っぽい香りが好まれないのだろう。
 それからアニスやリコリスといった薬草系の味。私も苦手だが、欧米では一般的なようだ。
 炭酸水というのも、もしかしたらそういう物なのかもしれない。
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フグの肝食べた!とかブログに書く不見識

フグっす!|六本木で働いていた元社長のアメブロ

 今日見たらタイトルが変っていた。誰かに怒られたんだろうか?
 はてなブックマークに残ってるタイトルは「フグ肝っす!」である。本文も少し残っている。
河豚の肝です。ポン酢に入れまくって刺身を食べました!さすが臼杵です。これで一人一万円とちょっと。わざわざ東京から飛行機に乗って食べに来る人もいるそうです。たしかに航空券代を考えても、このクオリティでこの値段は東京ではありえないなあ・・・・。
 なんという不見識。いや、私は河豚の肝を食べるなとは言わない。そういう食習慣を持った地方があっても良いとは思うが、それを得意げにブログに書く神経が不見識だと思う。
 で、興味本位で検索してみると…

ふぐ 肝 臼杵 - Google 検索
ふぐ 肝 大分県 - Google 検索

 出るわ出るわ、食品衛生法違反のオンパレードである。しかもトップに出る記事には「全国広しともふぐの肝を食べれるのはここ大分県だけなのである。」とある。アホか。ご丁寧に春光園という店の表記まである。烏滸の沙汰であります。

 河豚の肝を常連客にこそっと出す店は、あっても良いと思いますよ。しかし、店も客も違法だと認識し、その上でこそっと食べる、そういうのは良いでしょう。しかしそれをブログに書くなよ、店もそれを「売り」にするなよ、それは飽くまでも違法行為なんだから。
 で、馬鹿馬鹿しいことに河豚肝を供している違法店舗リストなんていうのも一発で出てくる。

ふぐ 肝 - Google マップ - 地図検索

 これはいくらなんでもひどいだろう、と思って厚生労働省にメールで問い合わせたんですが、5日経っても返信が来ません。黙殺か?
 いや、これを厚労省が黙認してるっていうのならひどい話だなあ。米にカビが生えてたってレベルじゃないですよ。だってまんま毒物の提供を認めてるって事だからね。それより怖いのは「大分県ではふぐの肝食って大丈夫」という完全なデマゴギーが広まってるということですよ。いや、怖い話だと思う。

 で、本当のところはこんな感じなんじゃないすか。
「大分ではフグの肝が食える」F(?)AQ
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