2008年06月25日

有野・戸渡

 「めちゃめちゃいけてる」のディレクターの一人に戸渡っていうひとがいるみたい。よいこの有野と二人で「ありのとわたり」だ。
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2008年06月17日

デスマスアルダと落語家の羽織

分け入つても分け入つても本の山 ですますであるだ
 敬体と常体の混在について。正直に言って、この例文は不自然だと思うのだけれど。

 僕もしょっちゅうこれを使う。ブログでしか使わないけど。「一般論としては幸だけど、ほんとはこうだよね」という切り替えなんかに敬体→常体を使うことが多い。修辞として使うというより、自然とそうなってしまう。

 僕の中で「敬体→常体」という崩れ方は、噺家が羽織を脱ぐのに似ている。あのタイミング、無造作な感じ。タイミングを誤っては不自然だし、無造作にやらないと嫌味だ。
 気にしすぎると窮屈だが、しかしまあそういうものだと思う。
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2008年06月12日

フランス書院文庫は表紙の色を変えるべきだ

 久しぶりに官能小説などを読もうと思って買ってきた。しかしあれですね、ポルノ小説市場というのは非常に保守的で、奇抜な物が少ない。

 ざっと見回して、高校教師、家庭教師、人妻、姉、義母ものというのが9割くらい。出てくる女性の年齢というのは20代後半が主流なのだろうか、意外と高い。思うに、ポルノ小説に出てくる女性というのは「ただやられている」だけではダメで、ある程度セックスに熟練して、男をリードしたり感じたりしなくちゃあ面白くない。そういう兼ね合いもあって20代後半に落ち着いたんじゃないか。

 女子校生ものっていうのがすごく少ないのが気になった。昔はもっとあったような気がしたけど、未成年ポルノって事で減っているのだろうか?
 女子校生もの、あるにはあるんだけど「セーラー服」なのが面白い。女子校生=セーラー服っていうイメージは80年代でしょう。
 以前はなかったアニメ調挿絵入りのポルノ小説っていうのもあって、女子校生ものとかはそっちに移行してるんだろうか。

 で、どうも内容も定型化していて、男が嫌がる女を「てごめにする」というような感じ。プレイ内容もわりとノーマルで、まああってアナルプレイ、緊縛、露出とかそんなものでしょうか。
 あんまりハードなプレイってのがない。これはやっぱり非常に保守的な市場だって事でしょうね。
 また一方で、あんまり変わったプレイをすると読む方が大変ということがある。官能小説を読む時は読者の気が立ってるから、もうすごい速読なわけですよ。ものすごい高速で次へ次へ読む。そこにあんまりいろんな要素を入れると、読む側としては追いつかない。
 だからわりと先の見えるノーマルなプレイになりがちなのだろうと思う。

 で、昔から思うのですがポルノ小説というのはエロ紳士の嗜みなわけですよ。電車で読める、というような。余程のぞき込まれないとエロ小説読んでるとは気付かれない、そこに醍醐味がある。
 しかしフランス書院の表紙って青なんですね、これは文庫として珍しいんで、ばれるわけですよ。少なくともフランス書院を愛する諸兄にはばれる。
 だから表紙の色はベージュとかにして欲しいなと。そうすればもっと普及するんじゃないかと。しないか。

2008年06月05日

ギャグをかます

 「ギャグをかます」という言葉は、今では死語になりつつあるように思う。そもそも「かます」ってなんだと思ってweb辞書を調べたら、漢字では「噛ます」で、意味としては「食わせる」に同じ、とあった。なるほど。

 そんな事が書きたいのではなくて「ギャグをかます」という言葉は、SMマニアにとってはなかなか淫靡に響くのではないか。そんな事を思ったのでした。先述のweb辞書に出てくる最初の用例が「猿轡(さるぐつわ)を噛ます」であるのも味わい深い。

 これは以前にも書いたけれど、DIYの店、ホームセンターと言われるあの手の店に行くと、実にSM的な商品が大量に陳列されている。
 鎖、錠前、何と呼ぶのか分からないが天井から物をつるす手動式のクレーン、生ゴム、そういう物を眺めながら想像力を逞しくする、というのは正に変態にのみ許された楽しみでありましょう。
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