2007年09月30日

どういうわけだか

 どういうわけだか僕は、しその事を「大葉」という人が気に入らない。なんでだろうか、よくわからないんだけど、テレビの料理番組でも「オオバ」と聞くとイラッとする。第一、あまりに投げやりなネーミングで、しそに失礼だと思う。
 現在我が家の庭では、しその花が咲いております。
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2007年09月29日

ブロガー選民宣言

 少し前から疑問に思っていたのだけれど、ブロガーのみなさんには自分たちが「特別な存在」だという自覚があるのだろうか。ブロガーたるもの、すべからく選民意識を持つべきだろう、とかいうことを思います。選民というのとは少し違うけれど、ある部分において「普通」ではない、というような。

 まず、まあ細かいことを言えば、インターネット接続環境を持っている、PCなり携帯で文字入力ができる、まあここまでは普通としても。
 まず、公衆の面前に日記をさらしてみよう、という考えは「普通」ではない。ブログ登録者数はざっと900万。これをそのまま鵜呑みにして900万人がブログを運営してるとしたって日本国民の7%程度です。これは相当の少数派ですよ。
 実際はもっと少ないでしょう。

 そして、日本語が書けなければブログは成立しない。ブロガーは多分みな「日本語が書けるのは日本人として当たり前だろう」と思ってるんだろうけど、自分のレベルが当たり前だと思うのは大きな間違いで、日本語の書けない人は大勢いる。主に中高生が出入りするようなサイトを見ると、それがよく分かる。
 さらに、飽きもせず死にもせず2年3年とブログを書き続けている人は何十万人くらいだろうか。
 2年3年の間には、気に入らないコメントや気に入らないトラックバック、気に入らないブックマークコメントがいくつも付くものだろうと思うのです。
 それでもやめずにブログを続ける、というのは大したものです。

 大したもの、というと手前味噌ですが、言いたいのは「そういう人間はごくごく少数派だ」ということで。

 なんかくどくどと書いたんだけど、最終的に「だからブロガーは偉い」とは言いたくなくて、むしろ逆というか「だからブロガーはもう少し謙虚でいるべきだ」というようなこと。
 「俺の書いてることは所詮、少数派の頭でっかちが思ってることだ」というような謙虚さ。

 思い返してみれば中学生の頃からこういう事を思っている。自分だけが特別だという意識と、自分は普通だ=自分が基準だという意識、優越感と理解されたいという欲求か。こういうのは逃れられない煩悩のようなもので、中学生の時ほどではないけれど、今も少し残っている。
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2007年09月25日

細野晴臣@サンレコ

 最新のSound & Recording(2007年10月号)で細野さんが「僕は音楽よりも音響に興味がある。音楽は何でも良い」的なことを言っていて、細野さんらしくて良いなあ、と思った。
 以前にもこの人の「僕は本当はミュージシャンじゃなくて、音響効果に向いている。そっちの方が楽しい」みたいな発言も読んだ。
 シンセサイザーに触れ、その後イミュレーターに触れた細野さんがなぜテクノの世界に居続けたのかというと、そういう事だったのだろうか。確かにイミュレーターを手にした細野さんは子供のようにはしゃいでるように見える。
 でも最新作はカントリーらしい。ワゴ〜ン、マスタァ〜♪急げよ幌〜馬車〜♪
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安易な「プレミアム・マーケティング」はブランドを殺すだけ。

 ミースタードーナツで「リッチ・ドーナツ」とやらを見かけたので食べてみた。なんだよあれ。どこがどうリッチなのか、皆目わからん。昔からある、普通のドーナツじゃねえか。二度と買わんぞ。
 クリスピークリームド−ナツのコピーじゃないかと期待して買ったんだけど、クリーミーさも全くなかった。

 思い出したのがプリングルズのグルメシリーズ。量目を減らし、値段を上げての展開というのはうまいなあ、と思って買って食べてみて驚いた。普通のプリングルズと変わんねーじゃねーか。
 まあ、消費者をだまして一度だけコンビニエンスで売上をドカッと上げようという魂胆なんだろうなあ、とか思ってたら、たしか第2弾まで出してるんじゃなかったっけ?
 あんなの、一回買ったら二度と買わないよ。

 従来の商品に付加価値を付け、少し高い値段で売る、というのは良い方法だと思います。しかし消費者が「少し高い値段」の妥当性を感じなかった場合、結局はブランドロイヤルティーの低下を招く。今まで築いてきたブランド価値を食いつぶすわけだ。そういう愚かしいことをしてはいかん。

2007年09月23日

知と恐怖心について

 メモです。
 確か小学生の時、ある女の子が文集に「学年が上がって、知っていることが多くなると、怖いことが増える」と書いた。
で、当時の教師は、彼女を問いつめたわけだ「怖いことが増えることはないよ」ってなことだった。
 こういうのっていうのは、鈍感な大人特有の考え方ですね。「知識が増えれば、恐怖が減る」というのは、短絡的な考え方です。
 知を得る、というのには段落がある。
 事実を知り、それへの対処法を知る。
 前者が恐怖を知る段階であり、後者がそれを解決する段階だ。
 小学生だった彼女は、その自覚があったかは知らんが、その感想はまったく的確なものだった。それを問いつめた教師は、なんというか愚の骨頂といいますか、教師の資格無しです。勉強も想像もしていない。大人と子供とは違う。
 しかし大人になった僕が、子供の心をシミュレートするのはとても難しい。教育というのは、システムからちゃんと見直すべきなんじゃないかと思った。
 これは蛇足だろうけど、脳みその働きがちゃんと解明されないのであれば、教育を科学するのは無理でしょう、経験、つまりデータベース化で対処するしかないのじゃないか。

2007年09月22日

すごく大雑把な地区別人口構成比

 2000年の国勢調査結果を元にしました。

北海道5 %( 600万人 )
東北10 %( 1000万人 )
関東甲信越35 %( 4500万人 )※関東4000万人、甲信越500万人
東海北陸15 %( 1800万人 )※東海1500万人、北陸300万人
近畿15 %( 2000万人 )
中国四国10 %( 1200万人 )※中国800万人、四国400万人
九州沖縄10 %( 1500万人 )※九州1350万人、沖縄150万人

 とにかく覚えやすくするために、ものすごく大雑把に数字を丸めています。

「しんにょう」の上手な書き方

はてなブックマーク - ブログちゃんねる:「しんにょう」が上手く書けません
 で、結局どうやったら「しんにょう」がうまく書けるのか!?
 たしかに、子供の頃、どうやって書けばいいのだろうかと一瞬迷ったのだけれど。
 僕がしんにょうをマスターした書き方を紹介します。

「しんにょうは、テンテンで書け!」

 子供の頃ってこういう「なんか微妙に曲がりくねった曲線」というのは覚えにくいし描きにくいのですが、テンテンと覚えれば書きやすい。

 言葉で言っても分かりにくいので図示します。
しんにょう
 小学生の頃、私はこれで「しんにょう」をマスターしました。

※実際は「て」と「ん」は続けて書いてね。

2007年09月21日

初音ミクがどんなものか知らないけど。

他人の不幸は蜜の味: 矢野顕子という天才のお薦めアルバム3枚
 これを書いて懐かしくなったので音声ファイルをアップ。


 再生じゃなくてダウンロードした方が良いみたいです。環境によるでしょうが。

 声が細いのは、ヴォコーダーの所為か、あるいは自分に自信がないのか。

 初音ミクというのが流行ってるらしいけど、そしてそれはそれで良いことだとは思うけど、恥を避ける手段が増えるというのは、実は良くないことだ、とは思う。
 恥をかくのは嫌なことだよねえ、こういう風に、ヴォコーダー越しにでも下手な歌を聴かれるのは良い気分ではない。しかし、結局それは童貞をこじらすために必要な過程だったのではないか。
 嫌なこと、恥ずかしいこと、というのは経験した方が良いものですよ。死にたくなるけど、死なない程度に。

※童謡「金太郎」の著作権は切れていると認識してますが、違ったらご一報を。
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はてなスターは弱虫のためのツール

 僕ははてなブックマークは弱虫のためのツールだと思っていて、それは特にブログにブックマークコメントをつける時にですね、なんであえてコメントに書かずにブックマークしてコメントするのかというと、弱虫だからですよ。「なんか言いたい、でもヤヤコシイことにはなりたくない」という。
 これは僕自身の使い方についてもそうですけど。本当に伝えたければコメントなりメールなりの手段はあるわけで、なんでそんな中途半端なコミュニケーションツールを使うのかというと、覚悟がないから。弱いから。

 で、はてなスターっていうのはもっと弱いのね。あれって「そうだそうだ!」っていうだけのものでしょう。
 ブックマークコメントについたはてなスターなんて、最たるもので。

 ブログの記事がある→ネガティブなブックマークコメントがつく→そこにスターがつく

 結局これって、当のコメントをした人の陰に隠れて「そうだそうだ!」って言ってるだけのもので、いとおしいほどに弱虫なんですよ。

 僕はそういう使い方も否定しませんが。というか沈黙する多数派というのはそういうものだし、そういう、今まで顕在化しなかった意見が表に出てくるのはそれなりに健全だと思います。
 ただ、自分が弱虫だという自覚無しにそういうことやってる人は醜い、とは思うけど。
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せめて歩道で。

子:お父ちゃん、道の真ん中で殴りあいしてる人がいるよ!
親:シャドー・ボクシングやな。
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2007年09月20日

膝がこう、つくですよ。

 さて、最近

「日本の一流企業も、サービスのレベルアップには無関心である」

 という事実を知って愕然です。
 まあ、単刀直入に言えばユーザの意見なんて知らねーよバカ!
 というのは、日本の企業に浸透してるんですねー、という。

 つまり民主主義クソ食らえ、というその理念は支持しますが、しかしユーザの意見の中には、注目すべきものもあるわけです。
 ユーザの9割はクズですがね、残りの1割には注目すべきだと僕は思う。

 しかし開発側は「ユーザなんてクズばかり」と十把一絡げで無視をする。これはいかんです。
 で、今うちに出入りしているシステム屋はまるっきりそうです。ユーザの意見無視。そして、はっきり言って「システム作りのセンスが皆無」です。つまりその会社が作るシステムは見事に「美しくない」わけです。論理的でない。

 そしてこれは偶然か、僕のブログのアクセス解析を見ると、企業ドメインではこの会社からのアクセスが最多だったり。

 製品というのは、リリースして終わりじゃない。そういう基本を見直しなさい。作って終わりじゃないんだよ。なんで顧客満足を追求するか。それが結局、自分のもうけになるからだ。
 まったく、経済というもののものすごく単純なものすら理解していない、実践していない人間が多すぎるですよ。

2007年09月11日

どのブログサービスからのスパムが多いか?

 トラックバックやコメントを拒否している(スパムフィルタに登録している)URLがいくつあるんだろうと思って数えてみたら、176もあった。
 で、数えてみました。176のうち、

栄光の1位はlivedoor、ぶっちぎり優勝!29サイト登録。全体の16%。
2位はSeesaa、15サイト(全体の9%)。テクノラティにスパム認定された貫禄!
僅差の3位はFC2、14サイト(全体の8%)。これはもっと多いかと思ったけど意外。

 ライブドアはブログの絶対数も多そうだけど、スパムブログも桁違いっぽい。僕はlivedoorのスパム対策に嫌気が差してSeesaaに移ってきたんだけど、スパム受信に無頓着なブログサービスは、発信にも無頓着、ということか。

 以下、私がスパムフィルターに登録しているブログの一覧です。
 他の人から見ると必ずしも悪意のあるスパマーブログではないかも知れません。その点ご了承を。

(と、公開してみましたが既に無いサイトがかなりあるようなので役に立つまいと思い、リストは削除しておきます)
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2007年09月10日

キリン「秋味」にダマされる

 最近、古いコンピアルバム「Talkin' Jazz」を聴いているのだけれど、これは結構良い。ラテンっぽいファンキーなジャズとか中心。

 さて先日、コンビニに行ったらキリンの「秋味」が売られていておいまだ夏だよとか思いながら買ってきた。
 買って数日後、急に涼しくなったので「ああもう秋か」と感慨深げに「秋味」を開けて飲む。味の違いなどはわからず、こういう情緒のためにあるようなビール。

 しかしまた暑くなってきた。あの時の感慨はなんだったのだ。損をした気分になる。すっかり秋味にダマされた!という気持ち。

 少し前から、いとうせいこうとリリー・フランキーと僕の潔癖の違いについて、三者のウンコやウォシュレットに関する考え方を中心に語りたいのだけれど、食事中に出来るような話ではないので、なかなか人に言えない。
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2007年09月05日

春画の読者は誰だったのか

 浮世絵春画の読者、ユーザは誰だったんだろうか、と考えるとメインは女性だったんじゃないかと思う。おそらくは貸本屋や小間物屋が扱った商品だろうから、接点があるのは女性だろう。
 そういえばホモセクシャルを扱った春画を見たことがないな、と思ったら実は普通に存在している。稚児草子なんていう物があるけれど、僧侶も春画のユーザだったのかも知れない。
 しかしやはりメインは女性なんだろうなあ。そう考えると男色春画というのは江戸期のボーイズ・ラブといったところか。

浮世絵春画と男色
浮世絵春画と男色

秋にかけてこれを買え!

 清水靖晃の、バッハ無伴奏チェロ組曲4-6は、本当に傑作だからかっとけ!まちがっても1-3買うな、4-6だ。これをスピーカで聴け、ヘッドフォンではなく。できるだけ大きな音量で。
 パカパカうるさい。でも、とても良い音楽だ、と思う。
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2007年09月04日

パソコン業界のクソ野郎どもへ

 クソmixiのクソ広告を拒否する設定にしてクソmixiをリロードすると、クソみたいに時間がかかる。
 僕のPCが遅いのか?
 じゃ、もっとスペックが高いPCを買うのか?
 なんでそんなクソみたいな決断を?
 PCなんてのはクソみたいなもんで、なけりゃないで問題ないようなものです。「クソみたいなもの調べ」や「バカでは読めない時刻表」の代わりのようなもので。
 結局まだまだ、PCの裏にいるのはオタクかクソ人間なのだろうか、とか。
 うーん、webにはまだまだ「差別から逃れたい人」しかいないのだろうか、だったらぼくはそこにいたくない。僕はそういうタチの人間じゃないから。そういうひとをクイモノにしたいとも思わないし。
 僕自身がwebにいる理由は何だろうか?

サケカス

先日、嫁に「お酒をやめられる?」と訊かれた。
私は思わず「え?」と問い返す。
しばし後、嫁「やめられないね。」

うーん、私から酒抜いたら、スカみたいなもんやで、とか思う。
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2007年09月03日

三枚起請

 昨日の夜。志ん朝師匠の「三枚起請」を聞いていて、久しぶりに落語で爆笑した。
そういう冗談はな、まわりが機嫌のいいときに言えっ。
 絶妙の語気。
 今CD化されている志ん朝師匠の高座は、僕が10代の頃聞いたものと比べると少し劣る。しかし、最高レベルの落語であることに変わりはない。油断しているとやられる。
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