2006年04月12日

チャカポコチャカポコ

 そのチャカポコというリズム感が絶妙で、特に東北地方の盆踊りには欠かせないメンタコ。
 あほだら経というのは、社会の外にある物。だから社会への批判が可能になると言うものなんだろうなあ。お坊さんというのは社会の外にあるんだけど、じゃあなんで、普通のお坊さんは社会を批判したりしないのかなあ、とかふと思った。お坊さんは多分「俺だけが解脱できりゃ良いんだい!」とは思っていなくて、「他者を救いたい」って考えているはずなんだけど、どうやって他者を救うのがお坊さんなんだろうか。
 輪廻にせよ「死後裁きにあう」にせよ、死後の世界を云々するのは、現世を美しくするためなんだろうなあ、とか。
 まあとにかく僕はこういう事に疎いので、少し勉強しようかと思いました。偉そうに語るためにではなく、なんでそんな物を人が求めるのか、ということを思うために。

2006年04月11日

ぐりぐりしたい。

 なんかぐりぐりしたい。
 肉体的にも精神的にも。
 最近、僕は自分の内面というか、物を考える構造というか、そんなのに興味を持って、自分の内側をちょいと掘り起こすような。そんなことをささやかな楽しみにしていたわけですが。
 そういうんではなく、表面からぐりぐりしたい。肉体はともかく、精神を表面からぐりぐりするというのは、例えばどういう事だろうか?即物的な感動?激しい嫌悪?衝突、かな、なにか今の自分にピタッとくる物か、あるいは全く異質な物。なんかそういう物と暴力的に出会いたいというようなことかなあ。
 いずれにせよ、奥の方からわき出る物ではなくて、外側から指圧のようにグイングインくる刺激が欲しい。
 やはり、寒い冬から春へ、という変化は、内的活動から外に向けた活動へ、というシフトをうながすということなのかな。

2006年04月10日

楽しみなCD

 先日試聴して「バキーン」と来たCD。

Soul Heaven Presents Masters at Work
Soul Heaven Presents Masters at Work


 Masters at WorkによるミックスCD。1曲目がロイ・エアーズのリミックスで、いきなりバッツンバッツン来ました。
 本日、Amazonより発送された模様。楽しみ。
 最近、ダンスミュージックの新しい普通のアルバムを買っていない。コンピレーションか、ミックスCDとか、古いファンクやジャズなんかを中心に買ってます。その方が、良い物に出会う可能性が多いから。
 それに、予期せぬところでサンプリングネタに出会った時の驚き。あれは捨てがたい物だから。

 ファンタスチック・プラスチック・マシーンの新譜とか、試聴した感じでは良かったんだけど、買うまでには至らなかった。
 あ、そういえば思い出したけど、音楽マーケットの活性化のために可及的速やかにするべき事って、なんだと思う?あたしは、「試聴の普及」だと思う。
 そうだ。P2Pの規制ではなく、試聴機会の増大によってこそ、音楽業界は潤うと思うのです。
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2006年04月07日

思考メモ:差別の周辺

ニャー速。 - 2ちゃんねるスレッド紹介ブログ -:妹が知的障害者だけど質問ある?

 ちらっと見る。で、ブックマークコメント。
brainparasite:逆説的に言えば、差別の巣窟である2chのvip板の住民が、一番マイノリティに対する理解があるのかもしれないとか思った。
 いや、違うだろう、と思った。
 つまり「してもいい差別=その場において容認される差別」と「してはいけない差別」がある、ということなのだろうと思う。

 思い出してみれば、僕が小学生の頃、同じクラスに知的障害を持った子がいた。何かの催し物で、劇をやることになって、同じグループにその子が加わった。
 僕は、あからさまにその子をいじめたりはしなかったものの、「こいつは使えない」と本心では思っていて、なるべくその子を排除しようと考えていたように思う。
 これは、屁理屈を言えば「極めて平等な、差別のない扱い」だと思う。普通の子と同じ基準で評価しようとしているのだから。でも、大人になった今「それはいかんよなあ」、「悪いことをしたなあ」と思う。
 でも、多分、というか必ず、今の僕にも差別意識なんてあるんだよ。

 そもそも、「差別」という言葉がおかしいようにも思う。というか「差別はいけない」という考え方がおかしい。「事実誤認」はいけないとしても、何故差別がいけないのだろうか、と思ったりもする。
 差別はいけない、という教育をするから、みんな、希望的観測から「私には差別意識がない」と思いこもうとする。そこから、大きな悲劇が生まれるのではないのだろうか。

 と書きながらも、この話に結論がないのは分かっている。差別とは、事実誤認とは、障害とは、知的障害とは、身体障害とは、先天的な物とは、人権とは、人間としての尊厳とは、それらは何か?
 分かるわけないじゃない。経験も想像力もそんなには無い。であれば、たまに思い出し、考え続けるだけ。

Amazonのマーケティング、崩壊か?

Amazon.co.jpのお客様、

Amazon.co.jpで、以前にオムニバスのCDをお買い上げの方に、この案内をお送り
しています。
(Amazonから来たメール)
 気でも違ったのか?

4/7-9あの日あの時(週末SP)

■2005/4/7のわたくし
 この頃、livedoorからSeesaaへ移転。
私がseesaaブログを選択した理由(各ブログサービスの比較)

ブログへの記事投稿数とアクセス数の相関関係
 今調べ直すと、また違った結果になると思う。アクセス数は、シームレスに伸びてゆく物ではなくて、段階を持って増える物だと思う。
 ブログにおいて、過去記事は基本的に読まれない。ブログの過去記事をうまく検索できるようなサービスが生まれたら、ブログの読まれ方が少し変わるはず。
 すごく当たり前のことだけれど、「読まれ方」の変化はアクセス数と密接な関係を持っている。ことブロガーというものは「書き手の論理」でものを考えてしまうが、アクセスや評価とは「読み手の論理」で決まるものだという当たり前のことを知っておくべきだ。

■2005/4/8のわたくし
「水曜どうでしょう」サイコロ企画の行方
 水曜どうでしょう研究に没頭していた頃。今でもたまに熱弁をふるいます。

もしモブログが書けたなら

 落語「淀五郎」のなかで、仲蔵が淀五郎に言う台詞。
 「先輩がやっている演技を、ただ見ているだけじゃあいけない。どんな役でも『自分だったらどうやるだろう』と思いながら見なくちゃあいけない」
 そんなような台詞。

 結局のところ、「できない」と思っている事って言うのは、自分が可能性を閉ざして「できない」と思いこんでいる事なのだと思う。

2006年04月06日

今年の流行歌は「風俗系」ってことか

 モーニング娘。が新曲「SEXY BOY」で、キャバ嬢みたいな格好して「フワフワ、フワフワ」って歌ってるから何事かと思っていた。で、今気が付いたんだけど「青春アミーゴ」に倣ってるわけだな、ありゃ。
 青春アミーゴが「ホストクラブ歌謡」で、SEXY BOYが「キャバクラ歌謡」という事でしょう。
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ユニコーンで好きな曲

 急に思い出したんだけど、「ユニコーンで好きな曲は?」と訊かれて「メイビー・ブルー」って答える人って、なんか信用できない。暗に「昔から好きなんだよ」という香りを漂わせようという、なんかそういう意図が見える。

 僕は何だろう?特にユニコーンファンというわけではないし、考えてみればCDは一枚も持っていないけど。
 「雪が降る町」は結構好き。あとは「開店休業」かな。

偉いエロい人が少ないのか!?

ほしのあき DVD レビュー - Google 検索

 僕が書いた記事のような、「エロ探求者にとって有益な記事」は本当に少ないのだと実感した。
 こうなると僕は使命感に燃えてしまうよ。
 今度はMEGUMIのDVDレビューを書くぞ!おー!
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アホか

全く馬鹿馬鹿しい。
売りの現場からベストセラーを作ろうと、全国の書店員が自分達が最もお客様にお勧めしたい本を投票でえらぶ「本屋大賞」。(中略)その結果、リリー・フランキーさんの『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』が第一位となり、「全国書店員が選んだいちばん!売りたい本 2006年本屋大賞」 に選ばれました。
アンケートで決めたら「売れてる本」がトップになるのは決まってるじゃない。ひどく無意味だと思うのだが。

それはそうと、うちの近所の本屋、これだけリリーさんが売れてるのに幻冬舎文庫のリリー作品をちっとも入荷しない。こういうテイノーな書店や書店員が本を殺し続けているのだと思う。

4/6あの日あの時

■2005/4/6のわたくし
人生で出会うのは「おもしろいもの」「つまらないもの」「わからないもの」
 これをもう少し丁寧に書いたのが、今年1/20に書いたこの記事
 ブログに自分の思考を記録し続けていると、「また同じ事書いてる=進歩してないなあ」と思うことがあるのだけど、それは別に悪いことではない。

2006年04月05日

並べてみる

「パンツ破けたよ」「マタかい」 by 林家三平

「ジーパン破けたよ」「ビリー・ジーン」 by LSTY
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駄洒落における洗練

僕が考える最も洗練された駄洒落と言えば、やはり氷のジョン・ブルによるこれだ。

「となりの家に、カッコイイが出来たってねえ」
「ブロック塀!」

実に素晴らしい。意味の解体がナンセンスで、意味を重ねるのが駄洒落だとすれば、これは単なるナンセンスギャグではなくて、駄洒落だと思う。
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4/5あの日あの時

■2005/4/5のわたくし
今では全く持たない気持ち
今では全く持たない気持ち その2

 乙女は恋をするべき物なのかも知れないけれど、男は恋をしなくても良いように思えてきた。
 恋をしている時期は、男にとって「正しく考えることができない時期」。正しい判断が出来ずに酩酊して、それが楽しい時期。
 恋をしていない時期は「正しく考えられる時期」。世の中の物事がくっきりと見えるようで、考えることが楽しい。
 そのどちらにも魅力がある。

 今、彼女に対して思うことと言えば「だまされた、とか、そういうネガティブな感情は持っていない。でも、もう、彼女にだまされることはないだろう」と、一言で言えばそういうこと。

OSが違う、とは?

 少し前、NHKで「数字を立体として把握する人」に関するドキュメントを放送してました。計算とか、ものすごく速い人。
 で、「そんなわけないだろー!」と思うんですよね。数字は数字だろう、と。それが立体に見えるわけないじゃん、と。
 僕たちが持っている「普通の脳味噌」、今僕たちが学ぶ学問は「過去『普通の脳味噌』を持つ人によって編み出された物」なので、そのすべてが「普通の脳味噌」を肯定している。
 すべての学問が普通の脳味噌から生まれた物である以上、普通の脳味噌の範疇の外にある物、つまり数字を立体で把握しちゃうような「普通じゃない脳味噌」を、学問的に正当化することはできない。
 オカルトとか、ピチガイとかって、そういう物なのか、と思った。

 僕たちの脳味噌にWindowsが入っていたなら。MacOSを搭載した人間は間違いなくピチガイ扱いされるだろう。歴史上には、そのようにしてピチガイ扱いされて死んでいった、「普通じゃない偉大な脳味噌」の持ち主がたくさんいるんだろうなあ。

おさる日記

 先日、「やっぱり猫が好き」の「おさる日記」の回を見たのだけど。
 動物園で飼っているチンパンジーが、何百年何千年の間に進化して、人間みたいになったら、人間は、どの段階で「俺たちと同じだ」と判断して仲間に入れてあげるのだろうか?

おさる日記
おさる日記

2006年04月04日

4/4あの日あの時

■2005/4/4のわたくし
精神的に加藤鷹
 人の日記やブログを読んでいると、「てめえ、なにカッコツケてんだよ!」と思うことがある。で、上の記事を再度読んで「あ、おれもそうか」と気付く。かつてSさんに「ナル」と評された理由がよく分かった。

 マクドナルド、この頃から迷走。ブランドイメージの転換には相当の労力と傷が伴うのだろうと思う。
 年二回、改編期にはいつもテレビが迷走。テレビは、その歴史が始まってからバブル崩壊まで、常に「成功」してきた。バブル崩壊とその後のインターネットの普及で、テレビは大きく変化しなければいけなかったと思う。でも出来なかった。
 マクドナルドは多分、立ち直ることが出来るだろうけど、テレビは無理だろうなあ、基本的に既得権によって成り立ってる業界だから。
 まあ、いずれにせよ、今後の同行に興味はあるのです。

情報化は理想郷を築くのか。

琥珀色の戯言 - 「インターネット人類補完計画」の果てに
かめのこだまし…? - 琥珀色の戯言 - 「インターネット人類補完計画」の果てに

 二つの記事を読んで、人は何故、webに「夢」を求めるのだろうか、と思った。
 今のままで、webは十分素晴らしい存在だと思う。
 まあ「もっと面白いサービスが生まれないかなあ」と思う、その気持ちも分かる。
 しかし「今のwebは、僕の理想とは違う」と嘆く、その気持ちは分からない。
 webは、リアルな社会の一部であって、必然的にリアルな社会を模した形になってゆく。それが「理想的な構造」に成長し得るのだろうか?そして、その理想とは何だろうか。
 もう少し考えがまとまったら、それについて書くかも知れません。
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2006年04月03日

Amazonのおすすめが使えない感じに

 画面が変わったのは、まあテストも兼ねてと言うことでしょう。それは良いとして。
 どうも、しきい値の問題だと思うんだけど、「おすすめ商品」の内容がおかしい。「興味がない」を選択していっても、ノイズが減らない感じ。
 しきい値や、判断基準を変えたのか、あるいは今までと同じ基準ではノイズが除去しにくくないっているのか。
 ちょっとしばらくは、使えそうにない感じだ。

気のせいかな?

楽天って、なんか妙に自己啓発の香り漂うブログが多いと思うんだけど、気のせい?
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阿部寛とか風間トオルじゃなくて

 昔よく見かけたんですが。
 たぶん手芸雑誌のムックだと思うんだけど、モデル系の美男子がニットを着てる写真集ってありましたね。
 あれさあ、ニートがニット着てる写真集があったら面白いね。
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駄洒落選民主義

 やっぱりオジサンとしては、駄洒落においても「違いの分かる男」でありたいと思うわけですよ。
 例えばですね、

「わりぃね、わりぃね、ワリーネ・ディートリッヒ」小松政夫
「いいのいいの、ブライアン・イーノ」(三木聡)
とかね、こういう、分かる人にしか分からない駄洒落を繰り出したい。

「私がこうやったら笑ってくださいね、サンペーイです♪」
なんていうのもいいな。これは駄洒落じゃないか。
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read the mackerel

 たまに、年齢を聞いた時「25歳です」とかサバを読む男がいる。
 ギャグとしてもお寒いことこの上ない。
 それ以前に、「サバを読む男」という存在自体が、僕にとっては気持ち悪い存在であって、男子たる物、「若さ」なんていうものにすがりつくなよ、と思うのでした。一つ歳を取るごとに感慨にふける男とかね、なんなんでしょうか、あれは。

室井滋が鬱陶しい

 というか、室井滋の「二段熟カレー」のCMがとても鬱陶しい。
 あの歌が前時代的というか、「CMに『押しつけがましさ』が許されていた頃」の香りを漂わせている。
 そしてそれ以上に腹が立つのが「おたく、まだ一段?」という台詞で、これは「今、○○が新しい」とか「△△から○○へ」とか、ああいうセンスのない言葉と同じであって、なんというか、あまりに思慮のない安直な表現だと思う。

 室井滋はどちらかと言えば好きな女優で、それはやっぱりやっぱり猫が好きが好きだからなのだけど、このCMの所為で少し嫌いになりつつある。
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